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山羊座1度「承認を求めるインディアンの酋長」

☆廻廊271*酋長宣言度数☆

CAPRICORN1: An Indian chief demanding recognition.


活動宮01-1-1 宣言

性質が始まったばかりの状態。サインの特徴と性質を強く打ち出す


Introduction

とあるインディアン部族のひとり、たくましい体躯を持つ壮年男性が、部族の他メンバー全員を見晴らしの良い広場に集めました。居並ぶ人々を前にして彼は一段高い台に立ち、威風堂々と「私が今日から酋長となる。承認してほしい」と宣言。しかし彼の瞳には、人々の表情は映っていません。


シンボルの意味

このシンボルは、集団のリーダーであると大衆に宣言し、強くアピールすることを表しています。

射手座30度の教皇が、権威と支配力を維持したまま、山羊座に入って集団のトップになったと宣言し、集団で頭角を現します。

天秤座で仲間の協力によってエネルギーが解放され、蠍座で大きな感情体験を通して人間の底力を学び、射手座で生きる意味と目的を与えられて、山羊座に入って安定化・階層化された「社会資本」として結実し、どうやって支配・管理するかというテーマに変わります。

新しい組織や、企業、グループなど、特定の集団を創始して率いる力と勢い。集団の中で、リーダーシップを発揮して地位を確立したいという強い欲求を抱き、自己主張する段階です。しかし、あくまでもここではリーダーと認められる前であり、宣言がメインとなります。

個人が集団に対して権力を行使できる立場に置かれるとき、必ず責任が伴います。これはオポジションになる蟹座1度(夏至)を補完するものであり、人格統合するために、集団への忠誠を受け入れることを意味します。

このシンボルをもつ人は、リーダーシップと押しの強さを持ち、組織を作り上げてそのトップに立ちたい、という強い欲求を持ちます。

実際に具体的に集団を組成できる能力や、行動力・活力があり、フットワークも軽いでしょう。

ただ、どうしても主張が先走り過ぎの傾向があり、強引なやり方は、集団より反発を受けるケースも多々あるようです。

権利を乱用し、己の理念を押し付けるだけでは、集団の統率は出来ません。常に全体に意識を配り、感情に溺れることなく、起こる出来事に責任を取ること。それを学んだ時、初めて、本物のリーダーになれる人です。


シンボルの日(太陽度数)

トップに立ちたい!という欲求が強まる日。リーダー候補が乱立して揉めるかもしれません。しかし力でねじ伏せようとすると反動が必ず来ます。冷静に全体を俯瞰して責任を引き受けることが、リーダーの最低条件です。


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