山羊座30度「極秘の商談」
☆廻廊300*秘密会議度数☆
CAPRICORN30: A secret business conference.
活動宮30-6-5 決算
現サインの価値観を皮肉と茶化すことで無化し、否定する。
要素を全て吐き出す
Introduction
社会の頂点に立つ者は、ほんの一握りの人間のみ。バベルの塔のように天高くそびえるオフィスビルの頂点で、彼らが行う秘密会議。その決定一つで、世界全体が大きく動きます。青く澄んだ空が見える重厚な会議室。しかしその席には、肝心の「人」が居ないようです。
シンボルの意味
このシンボルは、社会ステータスの頂点の光と影を表しています。
トップに立つために、黙々と努力してきた山羊座。
山羊座26度からの山羊座サイン最後の5つの度数は、地球環境を構成する、水(26度)・火(27度)・風(28度)・土(29度)、そして空(30度)という5つの元素原理を支配する段階を表し、この30度でついに社会構造の頂点へと到達しました。
細密に組み立てられた壮大な社会システムも、動かしているのは一部の人間のみ。エグゼクティブである彼らは、そうそうたる肩書きの持ち主です。
しかし彼らの実力や能力、人格などが優れているかどうかは、肩書きでは判断出来ません。上下関係で区別したり、「勝った、負けた」と人を見下したり、逆に卑屈になったり…。
あまりに肩書きのみに注視しすぎ、等身大の自分を直視できず、地位の威光を借りて守りに入る姿勢で、本当に社会は良くなっていくのでしょうか?
社会を構成するのは「人」であり、「人」のために社会は創られたはずです。本質を見失った社会は、いつか行き詰まります。
その限界を、ビルの頂点で嫌というほど痛感します。
権力や地位、ステータスの頂点。大きなプロジェクトを動かす高い地位。組織や集団の中で、どんなポジションについているかという肩書きや立ち位置が重要な要素となる価値観に依って生きること。その一方で、それらに対しての反発をも内包する度数です。
この度数をもつ人は、大変優秀なビジネスマンですが、その一方で、硬直化して行き詰まった社会に限界を感じ、様々なしがらみに飽き飽きしています。
実務能力、直感力や胆力、行動力に優れ、様々な根回しなども如才なくこなし、抜け目なく実績を積む人です。名実ともに地位を確立させたあとは、ちょっとした思いつきで行動するだけで、社会全体に強い影響力を与えるほどの権力を持つでしょう。
社会構造そのものを熟知し、それを使いこなすことに長けているので、力を加えなくても歯車が動くように社会そのものを動かせる人です。当然そこには、大きな社会的責任も伴います。犠牲にするものもあります。
社会の頂点に立つこと。その光と闇をも熟知している人です。
シンボルの日(太陽度数)
社会を大きく動かす権力や地位、ステータスが称賛される日。しかし、社会が切り捨てたモノも浮上して、やりきれない気持ちになるかも。社会構造の本質は人であり、それが忘れられているという事実に気づくからでしょう。