山羊座10度「手から餌を食べるアホウドリ」
☆廻廊280*アホウドリ度数☆
CAPRICORN10: An albatross feeding from the hand.
活動宮10-2-5 伝達
「自分が得た原理をいかに外へ伝えるか」外との渡りの付け方を身につける努力
Introduction
警戒心が強い野生のアホウドリが、港で餌をもらっています。適度な距離感を保ちつつ、恐怖を克服して人間に近づき、直接手から食べるという危険を乗り越えてこそ、美味しい餌にありつけることを覚えたのです。
シンボルの意味
このシンボルは、自国の文化やアイデンティティを尊重しつつ、異文化と接触する事を意味します。
このシンボルのアホウドリと船員は、全く異なる生活圏を持つ存在同士ですが、平和で温和な姿勢を崩さなければ、違う種類の生物や人と交流することができます。
山羊座8度で自然体で環境に依存することを覚え、9度で自然と宇宙のリズムに同調した結果、完璧な無害さを身に着けます。自分自身のなかにある、異なる世界の存在への恐怖感や警戒心を取り除くことで、相手の警戒心も解いてしまいます。
愛と慈しみの交わりは、異質な生きとし生けるものを一つにすることができます。赤ちゃんを運ぶといわれ受胎を象徴するアホウドリ。受胎とは、異質なもの同士の合流が生んだ、究極の結果といえるでしょう。
互いの違いと個性を尊重し、適度な距離を保てれば、そこから世界は広がり、メリットも拡大します。
この度数をもつ人は、習慣・文化の違う集団と、リスクを承知のうえで接触しようとします。
相手に迎合するのではなく、自分が所属する集団の一員であることを誇りに思いつつ、暖かく懐が深い態度で接します。自然体で優しい姿勢は、相手の警戒心を解き、そこから豊かな交流と発展を導きます。
また、集団の意思を外部に対して伝えるスポークスマンのような役目を果たします。どのような異文化圏に置かれても、ブレずに自分の習慣を崩さず日々を過ごすので、交渉力が発達します。
外交官や通訳、コーディネーターなどに適性があります。
シンボルの日(太陽度数)
自分の習慣を崩さず、他人と共有できる接点を探すことがテーマの日。異文化同士の間での交渉ごとがあるかも。優しく、かつ堂々とした態度を崩さないことがポイント。自分の拠って立つ根拠が確立されていれば万全です。