射手座29度「芝刈りをする肥満の少年」
☆廻廊269*芝刈り少年度数☆
SAGITTARIUS29: A fat boy mowing the lawn.
柔軟宮29-6-4 葛藤
28から戻り、次サインへの準備を始める。
整理の中で何を選択するか葛藤する
Introduction
この少年は、立派なお屋敷の中で本を読んだり考えたりすることが大好きなインドア派。肥満が悩みの種です。彼は重い腰をあげて、自宅周辺の道路の芝生を刈り始めました。近所の人たちに喜ばれ、ダイエットにもなって一石二鳥。「どんなに立派なことを考えても、自分にできることは、地道な日々の暮らしを支えるところからかな」少年は心の中で呟きました。
シンボルの意味
このシンボルは、社会に対して平凡な業務で奉仕することで、周囲から受容され、自己の健康も維持できるという、小市民的な生き方を表しています。
射手座が山羊座の世界に向かうにあたり、豊かな教養を用いて身近な社会生活に貢献することと、過剰につけた脂肪=知識をそぎ落とす段階です。
この度数をもつ人は、身近なところから社会に奉仕することを考えます。
豊かな教養の持ち主ですが、実社会ではそれをなかなか活かせず「社会に役立ちたい」という葛藤を抱えています。
この人にとっては、派手な成果よりも、社会に役立つことが大切なこと。地味な単純作業であっても、これらの奉仕行為を通して社会貢献と健康を維持し、深い満足を得ることが出来ます。
自分の理想や豊富な知識を社会に打ち出すことが本来の望みですが、そのためには、その智慧を、現実社会で何が必要か不必要かを切り分け、無駄な贅肉を削ぎ落とす必要があるということを知っています。
智慧や精神性だけではなく、素朴でも汎用性のある業務こそが社会に必要であると目覚めた人といえるでしょう。
シンボルの日(太陽度数)
近所でコツコツと社会貢献を続ける人に光が当たります。自治会活動や町内会イベント、ボランティア参加は盛り上がるでしょう。爽やかな気分と身体の健康維持のために、手の届く範囲からまず始めてみましょう。