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牡牛座16度「神秘を解き明かそうと無駄な努力をする老人」
☆廻廊046*ないものねだり度数☆
TAURUS16: An old man attempting vainly to reveal the Mysteries.
不動宮16-4-1 衝撃
対向サイン(影)の影響を受けてサインの性質が損なわれ、停止する
Introduction
先祖から継承した伝統的な知識を体得しているベテラン教師。それを生徒に伝えようとしますが、年若い彼らには、古臭い古典には興味が無いようです。教師は苦悩し、今までにない知識を求めて、あれでもない、これでもないと探求し始めます。
シンボルの意味
このシンボルは、体得している知識や能力だけでは限界があることを知り、より新鮮な知識を求めて、あれこれ苦悩する事を表しています。
牡牛座は親や先祖から受け継いだ身体(所有物)を成長させる事がテーマですが、前度数で到達点に至った後、対抗サインの蠍座から「他人・他環境の所有物を使って成長・変遷する」という要素が入り込みます。
結果的に牡牛座の「自分の持ち物」だけでは限界がある事を知って、衝撃を受ける段階です。
このシンボルの教師も生徒も一人の人間の事であり、新旧の要素が内部で葛藤する事を示唆しています。
また、この度数ではショックを受けて新しい要素を探す段階ですので、古い要素への批判と、新要素への希求のみに終始します。色々と要素を追究するも結局は満足できず、不満ばかり残る結果になりがち。
既成の価値観に満足できず、伝統的な知識や常識に対して批判的な傾向があります。
シンボルの日(太陽度数)
頑固になり、ないものねだりに終始しがちな日。不満ばかり募るため、交流がやりにくいと感じる人も。無理に答えを求めず、各自マイペースで行くほうが無難。資料を探したり精査するにはよい日。