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射手座19度「生息地を移動するペリカン」
☆廻廊259*ペリカン度数☆
SAGITTARIUS19: Pelicans moving their habitat.
柔軟宮19-4-4 行動
18で見つけた解決策を、積極的(やや無理)に行動し安定化させようとする
Introduction
ペリカンには、胸に穴を開け、血を与えて子育てするという伝説があり、子孫への強い愛を持つといわれています。
近年、土地開発や漁民たちによる生息地の破壊など、安心に子育てできる環境が脅かされています。シンボルのペリカンも、危険を察知し、より安全な場所を求めて慣れた生育地から移動していきます。
シンボルの意味
このシンボルは、災難から自分と家族を護るために、安全な場所を求めて避難することを表しています。
射手座18度が危機が来る前に事前に回避することに対して、射手座19度は危険が来た後の段階。災難により壊された環境を捨てて、安全な場所へ逃げるというエマージェンシーに関係します。
危険や過剰な力から回避して生き延びることを第一に考え、家族を守ること。環境全体を丸ごと変えたり、シェルターを作って隔離したり、仲間だけの街を作ろうといった、極端な言動に関わることも。やや実際性に乏しい一面もあります。
災害からの復興事業、動物保護や、児童相談所、各種シェルターなどに関わりがある度数です。
この度数をもつ人は、危機について敏感な人です。個人というより、病んだ社会全体に対して危機感を抱いていることが多いでしょう。
過剰といえるほどのアンテナを働かせ、自分が所属する団体、集団、家族などを、あらゆる危険から守ろうとします。
人により大小はあるものの、共通していることは「安心だと思っていた環境」が脅かされ、そこから逃げて生き残るために苦心するという体験に直面しがちである、ということ。
非常に良心的で、やや悲観的であり、理想的な新しい環境を作るために自分は何ができるのかと、考えて悩む傾向があります。
サバイバル全般や、社会問題などにも関心が高く、社会運動や自治会行事、ボランティアにも積極的に参加する人でしょう。
シンボルの日(太陽度数)
災難や公害、虐待やハラスメントなど、現実社会の危機全般がクローズアップする日。避難やシェルター、サバイバルを考えさせられるような出来事があるかも。今いちど、安心安全とその準備について見直してみましょう。