見出し画像

2024/10/3 日蝕(新月)図読み


日蝕(新月)チャートとデータ

20241003日蝕図(Astrodienst)


20241003日蝕図(さくっとホロスコープ)

新月のサビアンシンボル

サビアンシンボル一覧

サビアン 11度
天秤座 眼鏡越しに、自分の生徒をじっと見る教授

今までの豊富な知識を駆使してじっくり目前の人を観察して見定め、その人物に合わせたやり方で知識を伝えることを表しています。


今回の概要

天体配置

四元素…火0 地2 風4 水4
三分割…活動5 不動2 柔軟3
二区分…男性4 女性6

受け身傾向はあるが豊富な情報と対象への愛情を燃料にして活発的に動く

ファイナルディスポジター

魚座海王星
[牡牛座天王星・天秤座太陽・[蟹座火星→天秤座月]・[双子座木星→天秤座水星]]→蠍座金星→山羊座冥王星→魚座土星→魚座海王星

天体の偏りなど

・天秤座ステリウム(太陽・月・水星+月の遠地点リリス、準惑星マケマケ、ドラゴンテイル)

特記アスペクト

・牡牛座天王星・魚座海王星・山羊座冥王星が小三角
・蟹座火星・蠍座金星・魚座土星の水のグランドトライン(緩い)
・天秤座ステリウムに牡牛座天王星がセキシーコードレート(135度)
 +火星スクエア(緩い)
・ICルーラー双子座木星 火星パラレル、魚座海王星スクエア(緩いが接近)

OOB(アウトオブバウンズ/赤緯±23.27度以上)天体

  • 冥王星(山羊座 -23.41)


今期予想(日蝕~次日蝕)

今回の日蝕は天秤座10度で発生します。
新月は首都・東京でホロを作ると1室ですが、2ハウス2度前なので2ハウスとみなします。

今回の日蝕でクローズアップするのは国家資産と財政状態。
国庫、財政や輸出、銀行などお金に関わる全てと、食料自給率などがクローズアップします。

日本は狭い国土であり、資源に乏しいと言われています。
特に農業。今年夏にもコメ不足が深刻化しました。新米が出て持ち直したものの、日本の第一次産業は衰退の一途をたどっているため、例えば戦争などで飼料や肥料などの輸入が制限されると、途端に食糧難に陥る危険性をはらんでいます。

今回の日蝕は、先日の月蝕のテーマと地続きになっています。今まで放置してきた経済政策と農業政策の問題点に直面し、混乱する国際情勢の中、日本とその国民を守ることがテーマとなるでしょう。抜本的な経済政策や防衛、公衆衛生対策、農地改革など、様々な法改正が行われるでしょう。
天頂に輝く木星が、改革の成功を後押ししてくれそうです。

ただ、今回の日蝕には、ドラゴンテイル・リリスといった、いわゆる「カルマ」的なものを暗示する感受点と、準惑星マケマケが合になっていることから見ると、そう簡単にはいかないでしょう。いつまでも旧い体制や悪縁を引きずることで、しばらく、内政や外交的な混乱が発生する可能性も否めません。この半年は、突然の改革がどこかで発生し、女性か女性なるものの存在が新しい時代を刷新して、初めて物事が動く雰囲気があります。

今期の天災について。
日本の日蝕図の4室には特に天体が入りませんが、月蝕の影響は続くので、引き続き天災に厳重注意が必要です。国土を示すICは射手座で、そのルーラー木星には火星パラレル以外は、度数のゆるい海王星スクエア(接近)くらいしかありません。しかし海王星は今回のファイナルディスポジターであり、すべてを左右する天体です。引き続き、地震もですが、台風や津波や洪水など、水の災害に注意してください。海外の大きな地震、特に今回の日蝕は南米、南太平洋で発生します。環太平洋の火山噴火や地震による津波もありえます。

個人レベルでは、自分の改革から始まって収入源の見直しに焦点が移ります。やめられなかった悪癖と直面し、人によりズルズル引きずってしまうかもしれません。悪縁の復活の可能性もあります。そこからいかに自分を改革するか、悪いものを除去するかが今期のポイントとなるでしょう。


日蝕から次日蝕までの予想コメント

  • 政治→政局はしばらく旧知を引きずるが、改革と猛烈な痛みを経てさらなる大変化を遂げる

  • 経済→混乱からの、抜本的な経済改革

  • 株式→ 大混乱。極端な乱高下。クラッシュ&ビルド。素人には危険

  • 外交→パートナー国家の混乱が日本の存在自体を翻弄する

  • 天候→気温は平年並みかやや高め

  • 天災→水害に注意。発震も多いがそれ以上に水に気をつけて


余談1 準惑星マケマケ

この日蝕前後、天文イベントも多数発生しています。

  • 9/28紫金山・アトラス彗星 近日点を通過

  • 9月29日〜11月25日 小惑星2024 PT5(5は下付き)が地球に束縛され、第二の月・ミニムーン現象が起こる

  • 10/2 7:20(世界時1日22:20)太陽南半球正面の活動領域13842でX7.1の大規模フレアが発生

そして今回の日蝕(金環日食)です。

今回、様々な占星術師さまが日蝕図を読んでらっしゃいますが、メリマン氏のマンデンを毎年翻訳されているhiyokaさまが、今回の日蝕には準惑星・マケマケが合になると指摘されてました。

Astrodienstではマケマケを出力出来るので今回出してみたのですが、本当にオーブ0で日蝕に合なので驚きました…。その意味については、ぜひhiyokaさまのポストをご覧ください。本当に考えさせられます。

あと今回の金環日食は、まさにマケマケの本拠地、南太平洋で観測出来ます。目視で観察できる土地の影響は強く、6年は継続するとみなされています。そこに準惑星マケマケが合になるということで、深い因縁も感じます。

日蝕からの半年は、世界・日本・社会・家庭そして個人も、色んな意味での試練が訪れるのだなと思います。世界も大変なことになってきました。
ただ、日本の日蝕図のMcには木星が合になっているので、それぞれが頑張った結果は訪れるという希望はあるのだろうと思っています。


余談2 彗星とミニムーン

重なる時は重なるもので。
ここしばらくは本当に時代の特異点なのかなと思うのですが、それにしてもここまで念押しされるものなのか…と正直呆れてしまいます。

彗星は古代占星術では凶星扱いされています。
確かに、過去の記録を読んでいると、今とリンクするものが多すぎて愕然としてます。

自動翻訳ですが、引用します。

古代占星術師の見解
古代ギリシャ人は彗星を異常現象とみなし、大気の上層の乱れが引き起こす幻覚だと信じていた。彗星の明るさと、ハリケーン、暴風雨、干ばつを引き起こす暑く乾燥した天候との関連から、彗星を空の「大火」とみなしていた。初期の占星術の研究によると、彗星は複数の惑星が合を形成するときに現れると考えられていた。

古代の占星術師の記録によると、彗星は暑く乾燥した天候以外にもさまざまな現象を引き起こした。紀元前 340 ~ 341 年と紀元後 60 年には彗星が通過したときにハリケーンが発生し、紀元前 373 ~ 372 年には彗星が空を滑るように移動したときに地震と津波が発生した。アリストテレスは彗星が気候の指標であると信じていた。1 年に複数の彗星が出現すると、通常は乾燥して嵐の多い年になる。

ローマ帝国以降、彗星は別の種類の災害、つまり人為的な災害、つまり死、暴動、戦争、虐殺の象徴となり、王や貴族の死が最も注目を集めました。紀元前 44 年にローマでジュリアス シーザーが暗殺されたとき、後継者のアウグストゥスは、シーザーの魂はすでに彗星に乗って天国へ向かったと発表しました。

ハレー彗星を描いたバイユーのタペストリー。テキストには「ISTI MIRANT STELLA: この人たちは星を不思議そうに見つめている」とある。古代から中世にかけて、彗星は自然災害や人災、虐殺などを引き起こす邪悪な力の象徴とされ、歴史は彗星の悪名に対する人々の恐怖を深めてきました。

西暦684年にハレー彗星が通過したとき、3か月間暴風雨が続き、黒死病が流行しました。

1066年、再びハレー彗星が通過したとき、イングランド王ハロルド2世はノルマンディー公ウィリアム1世と戦い、ヘイスティングスの戦いで戦死し、ウィリアムがイングランド王位を継承しました。このようにハレー彗星は「皇帝の死」に関する意味を持ち続けました。

1910 年に彗星が飛来した時でさえ、彗星は有毒ガスを放出するという噂が広まりました。その結果、多くの人が窒息を避けるためのさまざまな方法を考案しようとしました。彗星の尾には一酸化炭素や二酸化炭素が含まれている可能性がありますが、直接の犠牲者が出たという報告はまだありませんでした。

https://www.astro.com/astrology/aa_article141030_e.htm?&lang=j

あと、ミニムーン。こちらは新しい概念ですので、占星術的にどう出るのかは判断できません。

https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/161180
https://karapaia.com/archives/453496.html
https://iopscience.iop.org/article/10.3847/2515-5172/ad781f
https://www.bbc.com/japanese/articles/cwylnkg8g2vo

この現象自体は何度か発生しているそうです。
少し調べていて、個人的に驚いたことがあります。

以前のミニムーン、2020 CD3という小惑星ですが、2016年から2017年の間に地球の重力に捕らわれ、軌道のシミュレーションによると、2020年5月までに地球中心軌道を離れたらしいです。

これは私の個人的なライフイベントと深刻な関わり方をしています。
人生で最も深刻な試練の時期にあたっていたのです。

2017年は実家の両親が相次いで災難に。母は交通事故、父は認知症が激化して死去。関西と東京を激しく行き来しました。
2018年は主人が病に倒れ、2020年5月はそれまでの数年間夫婦で奮闘していた標準治療を諦め、自宅の緩和医療に移行した時期に当たります。主人は2020年10月に死去しました。

この数年は地獄のような日々だったので、このシンクロを見て驚きました。
単なる偶然かもしれませんが…。

これはあくまでも現時点での仮説ですが、ミニムーンには、日常生活に今までなかったような強烈な因子が持ち込まれ、極端な出来事を起こす作用があるのかもしれません。私の場合は交通事故や大病など、今まで何処か他人事だったような出来事とその後処理に対峙しなくてはなりませんでした。振り返ると勉強になりましたが、本当に大変でした…

皆さんの場合は、どうだったでしょうか…。

いいなと思ったら応援しよう!