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アニーの最終選考で落ちたこと 2

そもそもどうして、私が当時アニーに夢中になっていたかというと、
メイキング番組を見て、子供たちが泣きながら頑張っているところを見て胸を打たれ(自分も子供だったけども)、私もこんな風に悔し涙とかを流して舞台に立ってみたいわ〜と思ったからです。

そうこうして、3年目の中2の時にやっと最終選考までいき、ダブルキャストの役の候補者が4名までに絞られていました。私は、選考の日に1日中一緒に過ごした他の候補者と仲良くなって、待ち時間におしゃべりしたりしてしまって、結果ダンスが上手くいかず落ちました。ダンス審査では下半身はジタバタしてるだけで、上半身だけで踊っていました。。(そりゃ無理だわ)
ダンスが苦手だからと輪に入らずに、黙々と一人で練習していた子は受かっていました。
あーーーーそういうことかーーーーー!!
その時に、人生の教訓を得たような気がしました。

ふらふらと家に帰りました。

その悔しさがずっと残り、大人になってからも主題歌tomorrowを聴くと、
がんばらねばー!と思えます。

そんなこんなで月日は流れて、私は美術の道に進んで、
作品制作に没頭した日々を過ごしていたのですが、
あれから数十年も経ってから、演劇をまたやってみたいなあと思い立ち
社会人劇団「劇団Clowncrown」に入団しました。
ここでインプロ(即興劇)に出会い、表現の新たな楽しさに気づきました。
その頃、美術作品の制作で悩み中だったのですが、演劇を学びながら思考の詰まりが取れたような感じになって、作品制作のアイデアもどんどん湧くようになりました。

そして、劇団で出会ったちあきちゃんと一緒に、この度3月23日に東京・荻窪で二人芝居を開催する運びとなりました。
脚本・演出・出演を二人でします。私たちにとって、初めての試みです。
只今、アレコレ練り中です。

ステージナタリーに二人芝居の情報を載せて頂けました!うれしいです〜!
https://natalie.mu/stage/news/561637
演劇のようなコントのようなシュールな短編劇集です。


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