ウクレレ選びのポイント~ペグ編~
ペグとは
ウクレレのヘッド部分についてる弦が巻いてある場所
弦の張りを調整して
いわゆるチューニング(調弦)をする際に使います
このペグ
大きく分けて3種類
1:フリクションペグ
2:ギアペグ
3:プラネタリチューナー
それぞれの特徴からメリット・デメリットを見ていきましょう
1:フリクションペグ
昔からあるタイプで「ストレートペグ」とも呼ばれています。
表からペグのつまみが見えない形。
ペグを1回転すると弦も1回転
いわゆる弦とペグが[1:1]の比率
ギアがないので、少し回しただけで音が一気に変わります
〇●メリット●〇
・軽量なのでヘッドに重みを感じない
・慣れてしまうとチューニングが簡単
・ペグ自体低価格なので同じウクレレでもギアペグより安い
〇●デメリット●〇
・ネジが緩むとチューニングが狂いやすい
・微調整がしずらいので初心者にはチューニングしずらい
2:ギアペグ
ギアが付いているのでチューニングがしやすく
初心者の方におすすめのタイプ!
最近のウクレレはこのギアペグが主流です
ペグを少しななめに取り付ける構造上
正面から見るとペグが飛び出て見えます
弦を1回転させるためにはペグを14回転
弦とペグの比率は[1:14]
回転数が多いということは
その分微調整ができるということです☆
〇●メリット●〇
・微調整がとてもしやすく初心者向き
・お子さまでも合わせやすい
〇●デメリット●〇
・ペグに少し重量があるのでヘッドが重くなる
・フリクションタイプより少し割高
3:プラネタリチューナー
一番新しいタイプのウクレレペグ
ペグ自体の値段が1万円を超えるので
このタイプのウクレレはお値段がちょっと高いのですが💦
ギアペグのアップグレード版のような仕様です
弦を1回転させるためにはペグを4回転
弦とペグの比率は[1:4]
つまり
ギアペグより少ない回転数で微調整のチューニングができる
ということです!
〇●メリット●〇
・初心者でもチューニングが合わせやすい
・ヘッド部分が軽い
・弦のテンション(張る力)に影響されないので
フリクションペグに比べ緩みにくい
〇●デメリット●〇
・ペグ自体の値段が高いのでウクレレの値段も少し割高
まとめ
それぞれのペグにメリット・デメリットがありますが
いまおすすめするなら
3:プラネタリチューナー
少し割高になってしまいますが
初心者でもチューニングしやすく
弦の緩みもしずらく
重みもないので弾くときに抵抗がない!
ウクレレを弾く以前に必要なチューニング。
ウクレレを始めたばかりの方は
難しくてつまずく方がとっても多いので
ウクレレ選びのポイントとして
ペグ部分にも注目してみてくださいね☆
いま持っているウクレレの
ペグだけ交換することもできます。