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メルボルン移住18日目|育休移住note
1月26日はAustralia Day。日本でいう建国記念日のような日で、この週末は国旗などのグッズが街に溢れていてお祝いムードです。あとは、公園などパブリックスペースでのアルコール禁止の看板が目立ちます(笑)
日本で建国記念日はただの休日であり、国旗を掲げたりしますが、パーティーとまではなりませんよね。こちらは家族や友人で集まって、BBQしたりするそうで、公園にもチラホラそんな方達が集まっていました。
ただ、多様な人種が生活しているオーストラリアですが(実際、英語以外の言語を、すれ違う人、立ち話をする人から聞かない日はないくらいです。)、原住民からすると「植民された日」でもあり、Ausiralia Dayとしてお祝いすることには賛否両論あるようです。
|困った人を助ける時のスマートさ
そんな、土曜日。
今日は水着を着て、海水浴へ。他にも行きたいビーチはあれど、アクセスがいいので渡豪したての頃から足を運んでいるSt Kilda Beachへ向かいます。
トラムでの移動がほとんどですが、ステップがないトラムもあるけど、ほとんど階段で上がるトラムが郊外は多くて。だけど、ベビーカーを乗せ降ろしするとき必ずと言っていいほど、とってもスマートに誰かが手助けをしてくれます。日本でも、そんな光景を見ないわけではありませんが、優先席ひとつ譲ったりする場面で、声をかけるのを躊躇してしまう(または、ありがとう、と伝えることすら恥ずかしい)シャイな日本人と比べると、当たり前のように声をかけ(というより手が先に出てる。笑)、手助けしてくれる温かさが、ここにはあります。「手伝うよ!」、「ありがとう!」でいいんですよね。
|長い長い余談
めちゃくちゃ話が逸れますが、思い出したので書いておこう。
次男を妊娠中は、産休に入るまで毎日電車通勤をしていたわけですが、マタニティマークを付けて。気付いて席を譲ってくださる方もあれば、そもそもそんなマーク知らない方、気付いてもまた眠りにつき始める方、座っている方にわざわざ声をかけ、譲ってあげてと言ってくださる方、いろいろな方にお会いしました。
どれもありがたかったし、(座れたらいいな)と常に思ってはいましたが(笑)、なんで譲ってくれない!とは思っていませんでした。
「妊婦様」なんて言葉もあるくらいですが(寂しいですが)、(譲ってくれなかった)とSNSなんかで嘆く前に、「体調が優れないので譲ってほしい」と伝えればいいと思うのです。優先席であろうとなかろうと、きっと席を代わってくれる方がほとんどなのではないかと思うのです。
この、「見知らぬ人に対して声をかける」ということが(自分を含めて)日本人は、とてもシャイ。海外にいると、「元気?」の挨拶から、「お子さんいくつなの?」「それ、なんてメニュー?」まで(笑)トラムの中の話に戻ると、「手伝う?」と、ごく自然に声がかかります。慣れたいものです(笑)
なので、通勤電車の中ではそれを乗り越えて、「代わりましょうか?」と声をかけてくださる方に心から感謝してました。なのに、「ありがとうございます。」が恥ずかしくて大きな声で伝えれないもどかしさ。思い立って、ひと月くらいかけて、「代わっていただいて、とっても助かりました!」と、その方が次もきっと誰かに譲ろうと思ってもらえるように、言葉で伝えられられるように。そうしたら、「身体を大事にね!」なんて返してくださることも。あと、断られたら恥ずかしい、という思いもきっとどこかにありはず。本当に必要ないならいいと思うのですが、「次で降りるので。」「一駅なので大丈夫です。」と断らずに、ありがたく座るようになりました。そして、「一駅だけど、少し休めたので助かりました!」と。
|海に入れない
数日前の嵐で、海が濁っていたのと、海岸へ大量のゴミが流れ着いていたので、せっかく着たのに海水浴ができない日となってしまいました。
海水浴している方もいますが、いつもより綺麗ではないことを気にしない人だけです(笑)
Australia Dayな週末だからか、アルコール禁止のビーチで「アルコールフリー」のビールが配られていました!私、ビールの味が苦手なので分かりませんが、美味しいみたいです。
オールブラックでかっこいい。
テントで過ごす次男も少しだけ日光浴したら、不機嫌顔(笑)
ちなみに、海が汚いことも、アルコールフリーのビールが貰えることも、教えてくれたのはテントが隣だったこの方。日本語を話していたからか声をかけてくれて、パートナーの日本人女性と一緒に、子供たちと遊んでくれました。優しくしてくれると、ものすごく懐きすぎる長男と長女。海へ入れないので、隣のテントにずっと入り浸ってました。お邪魔してしまって、本当に申し訳ない。
|おやつタイム
帰りは持ってきたポップコーンを食べながら。
いつもひとつをふたりで分け合って、食べたり飲んだりしてもらことが多いけど、どっちが持つとかで言い合いになることもあったり。その度に、「ちゃんとシェアして!」と怒っていたら(怒らないキャンペーンはすぐに破綻。)、「シェアする」というキーワードが、二人の中で定着してきたようです(笑)
トラムの駅前にある、いつも混んでるジェラート屋さん。
私が食べたくなって、毎日我慢してましたが、今日はひとりひとつ!買っちゃいました。
蛇口から流れ続ける「nutella」が罪。大好き。
(僕は食べられないし、疲れたから寝る。)
|セルフレジとトイレ事情
立ち寄るスーパーは、ほぼセルフレジ。量り売りも多い、こちらのスーパーですが、このセルフレジにも慣れてきました。
子連れで外出していると、時々困るのが「おトイレ」です。
公園はトイレが必ずあるのですが、スーパーの中とかには意外となくて、外の公共トイレへ案内されます。ちょっと離れていたりするから、「早めに言ってね!」、「トイレはいいの?」が口癖です(笑)公共トイレはどこもほぼ清潔に保たれていますが、中には便座がないところもあって(どうやって座るのか誰か教えて欲しい。)、汚かったりするので、子どもたちを連れて行くのも大変です。
駐車場のど真ん中にポツンとトイレ。
なぜか洋服一式が残置されているのをよく見かけるのだけど、なんでなの。
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