家族サービス→イクメン→???
育休を取ると言って、職場の人たちから「イクメンだね」とよく言われました。
「イクメン=育児を楽しみ、積極的に行う男性。」
とのことです。
「家族サービス」と言う言葉は、家族のために特別サービスをしてやるといったニュアンスで嫌がられ、死語のようです。
「イクメン」も「家族サービス」も家族と過ごすこと、家事・育児をすることを特別視している点では同じような意味に思います。
しかし、休日に家族と過ごすだけで満足していたことからすると、育児を積極的にするようになったのは、時代の変化であり、世の中の進歩であると捉えられます。
ここで、男性の育休取得率の推移を見てみます。厚生労働省の雇用均等基本調査データを使ってPythonで図示してみました。
2015年まで3%未満のほぼ横ばいが続いていましたが、2016年頃から徐々に増え、2019年で7.48%が2020年に12.65%と、かなり増加しています。
働き方改革やコロナ禍による、意識の変化ですかね。厚生労働省の「イクメンプロジェクト」にも期待しています。
将来、娘たちが子育てをする頃には、夫婦でやるのが当たり前な世界、あるいは、家族サービスやイクメンのような造語が生まれない世界に変わっていることを願うばかりです。
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