まったく答弁に立たない知事。同じ答弁しかしない理事者。二元代表制が崩壊している東京都議会。長かった定例会を終えて、ミライ会議の談話を発表しました。

2023年3月24日、令和5年第1回定例会が閉会しました。
法人税収で過去最大の予算となった東京都。この税収の仕組みを考えていかなくてはなりません。
収入が多くても、翌年度の予算編成に全部使う必要はなく、①基金に積み立てる ②減債をする などの方法があります。しかしながら、基金に積み立てが多すぎると、「東京都ばかりにお金が集まっている」という論理になり、「東京一極集中」解消のために、さまざま都税収奪の方法が国から提案されるわけです。
・・・とはいえ、今回のように、たくさんお金があるからといって、「バラマキ」になってはいけません。そもそもの税収の仕組みに問題があるのです。
国会議員の方々は、応急措置的な「ふるさと納税」だとか、「東京都23区内の大学学部の新設禁止」だとかを言ってきますが、根本の何に課税をするかを考えていかなくてはいけないと考えます。
地方に税金が入らないのはなぜか。東京都に何が集中しているのかを考えれば、おのずと答えは出てくるのでは・・・。

そして、この東京都のバラマキ事業、なくしたはずの「政党復活予算」を復活させて、財源を使いまくるバラマキ予算編成に対しての審議がこの第一回定例会でした。

議員として何をすべきか。わたしたちミライ会議は、一貫して、都民のための都民の政治を実現するために、おかしいものはおかしいと訴えてきました。
昨年さんざん反対して議論してきた中学校英語スピーキングテストは、昨年11月、12月に実施され、翌2月の都立高校入試の調査書に結果が記載され、3月はじめに合否発表がありました。
しかし、「進んでしまったから、認める」というものではありません。
来年度の予算について中学校英語スピーキングテストの関連予算を減額した修正案を予算特別委員会、そして本会議に提出して、闘ってきました。
昨日発表した談話を添付しましたので、ご一読いただければ幸いです。


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