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結果よりプロセス

プロセスなんてどうでもいいって思ってた

40〜50代の頃、私は目標を「売上1億」とかって言って、結果がすべてと思ってしゃにむにがんばって空回りをしていた。

私が必死になってるだけで、まわりは何も動いてなかったし、ほんとうにあの、かごの中で車輪を回し続けるネズミみたいに、私ひとりががんばっていたけど、現実は全然変わらない。どころか悪くなる。

でも今、64歳になって振り返ったとき、あの頃、ひとりで空回りして、ひとりで苦しんで、ひとりで作業しつづけて、ひとりで勉強しまくって、泣きながらがんばっていたあの頃が私の青春だったな…みたいに思うのです。

つらく苦しい時期だったけど、あの頃の努力、あの積み重ねがあるから、今、こうしていろんなことが自力で実現できているんだと分かるんです。

あの頃、まわりに助けてくれる人がいて、私がやらなくてもいろんなことが成し遂げられていたら、私は大切なものを掴みそこなっていただろうと思います。

つまり、結果が出なかったからといって価値がないわけじゃない。
むしろ、結果が出ないから終わりのない努力をし続けた、そのこと自体が価値である。努力をするっていうのはどういうことか。身体で体感できたし、実際に調べたこと・トライしたことがあるから、今、その結果をもとに活動できている。

あの頃、何もしていなかったら、私は今、教える側ではなく学ぶ側にいただろう。

努力をすること・実際にやってみることというのは、人生の学校みたいなもので、学校を出ているか、学校に通わなかったかによって、その後に差が出るのは当たり前ですね。

私はほんとに、40代50代の元気なうちに、いろんなことを経験できて、ラッキーだったなって思います。

ありがとう、逆境。
ありがとう、ピンチ。
ありがとう、私の人生。


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