朗読【平林初之輔/謎の女】

《あらすじ》

熱海のホテルで出会った女。新聞記者の男は、その女から夫のふりをしてほしいと頼まれる。戸惑いながらも男は好奇心から彼女の素性を知らないまま、夫を演じることにする、、。

著者、平林初之輔はパリでこの物語を書いているときに突然亡くなったため物語は未完です。
この続編については、出版社が公募し井上靖(別名 冬木荒之介)が執筆しています。
ドンデン返しのラスト、、とも言えるし、
ミステリー好きからすると、やっぱりそうきたか、とも言えるかもしれません。
ただ私は、平林初之輔が実は全く違うラストを考えていたように思えるんです。
「本当は、どうなるの?」と、天国の初之輔さんに聞いてみたいものです。
ご興味のある方は、井上靖の続編を是非!

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