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♪音の処方箋♪やっぱりショパンはそばにいて欲しい存在

ピアノの詩人とよばれるショパンのピアノ曲は夢のように美しいのです。
普段使いとはいえないけれど、美しいものに触れたいとき、ショパンで思いきり“美しいピアノ音楽の極み”に酔いしれてアタマをほぐしたい。

ゆったりショパンを聞きたいときには子守歌(Berceuse)や舟歌(Barcarolle)、ピアノ協奏曲がおススメ。クルクルまわるワルツや男性的なポロネーズは元気になりたいときにどうぞ。

ショパンがパリの貴婦人たちに大人気だったのもよくわかるわ。ショパンの手にかかるとピアノの音色が繊細なレースのように複雑に絡み合い、シルクのリボンのように自在に戯れて、宝石のようにキラキラ輝く、女性が好きなもの全てがショパンの音楽の中にある。
じゃあ女性が弾くとピッタリか⁉というとそうでもなく、究極ロマンチックなのは男性ピアニストのようで、くやしいけれど素敵な演奏が多いのよね。

ショパン自身はポーランドから出てきたド田舎青年。スリム体形のそこそこなイケメン、純情で純朴、才能あふれるピアノの天才!誰もほっとかないでしょ。

でもパリの社交界での「ピアノの貴公子」という生活は長くは続きませんでした。「天は二物を与えず」でしょうか、ショパンは体が弱かった。そして気も弱かった。


名声より先に心と体が弱ってしまったショパン。パリでの人間関係や生活は徐々にショパンの心身を弱らせていき、39歳で亡くなりました。

ピアノを愛する優しいポーランドの青年ショパン。
きっと「ボクのピアノ曲をずっと愛してほしいな」と小さな声で言うでしょう。だから大切に大切に聞いていきましょう。

*検索キーワード:chopin berceuse(子守歌) chopin barcarolle(舟歌)
chopin piano concerto (ピアノ協奏曲)→chopin piano competition2021で検索すると出てくる1位のbruce liu くんの演奏は、
ショパンが生き戻ったか⁉と思うような演奏でした。


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