【大学入試ファイナルチェック】小論文対策~多様性・共生社会(2024年8月現在)
こんにちは。小論文講師の北島です。
良い小論文を書くのに必要な「読解力」「書く力」「論理力」「知識」のうち、「知識」を強化できる読み物を作りました!
「知識」とは、自分の意見を書く根拠となる具体的な事例だと考えてください。「知識」がつけば、それが小論文の具体例としても使えるだけでなく、さらに最近問題になっていることが分かれば、小論文出題の意図に沿って小論文を書くことができるため、より高得点が狙えるようになります。
今回は、最近よく出題される「多様性(ダイバーシティ)」「共生社会」という切り口でお話します。
日本社会では、少子高齢化に伴い外国人労働者や留学生の増加が進み、多文化共生の必要性が高まっています。多様性とは、国籍や文化、性別、障がい、性的指向などの違いを尊重することを指し、共生社会はそうした多様な人々が差別なく共に暮らせる社会を目指します。政府や企業が支援策を進める一方、言語の壁や偏見・差別といった課題も残ります。共生社会の実現には、教育や地域活動での理解促進と法整備、個人の意識改革が不可欠です。
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