過去を癒した分の未来に進める
2024年は本当の自分を思い出す一年、とタイトルをつけたいくらい様々な変化がある年。
先日もTVをつけてゴロゴロ横になっていたときに、とても大切なことを思い出した。
ずっと母の生き方を受け入れられなかったと以前noteに書いたけど、それは思春期以降だ。それまでは母と過ごす時間が大好きだった、おやつや飲みものを用意して茶の間のTVの前に座り、二時間サスペンスドラマや映画を観る……。楽しみな時間、大好きな時間だったじゃん!って。
母をずっと嫌ってきたけど、もとは大好きだった、と。
否定したままでは先に進めなかったなあ。
なんでこんな大切なことを……。
記憶の層が取り除かれたら、もとの姿はちゃんと残っていた。
それを認めたら何も罪悪感を感じることはないのだ。昼間ゴロゴロとTVを観ること自体に何も悪いことはない。大好きだったことをしていると味わえばいい。
こんなことに気づくのにずいぶん時間がかかってしまった。
もとはお父さんもお母さんも大好きな子どもだった。そしてまだ、お父さんお母さんと呼べる人がいる(生きている)ことのありがたさ。
お父さん何してるんだろう?と、よく部屋に覗きに行き、入って話していたことを最近思い出す。
もうあの部屋はこの世にないけれど、リアルに感じられる。
いつも変わらず迎え入れてくれた父。
この間、電話で話して切った後、自分の歩き方が子どものときに戻ったのに気づいたのだ。ああ、こうやって家の中を歩いてた。「ねえ、おとうさーん」と呼んで部屋に入っていた……と。
人生の歩みがすごろくのようなものなら、過去に戻って癒して、その分自信を取り戻して、未来のコマに進めるのかもしれない。
戻り方も進み方も誰一人として同じじゃない。
その人のその人にしかないタイミングが来たら、自然と先に進めるのだ。
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