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夏の思い出2(1980年代)
「昔の夏を思い出そう」シリーズの2回目。(そんなシリーズあったっけ?)
シリーズ1回目はこちらです。
今回は1980年代、私が高校・大学生の頃の夏の思い出です。
ちなみに1980年8月の平均気温は26.6度、最高気温の平均は30.6度、最低気温の平均は23.8度。冷夏です。
そして1990年は、平均気温29.5度、最高気温平均は34.7度、最低気温平均は25.8度。平均的な夏の暑さですね。
1980年頃、私の夏は随分変わりました。
花の高校生になったからではありません。
建設されたばかりの「千里ニュータウン」に引っ越しをしたからです。
それまで暮らしていた家は、下町の古い借家でした。
家がゆがんでいるためにすきま風が通り放題。
ゴキブリもアリもクモもネズミも入り放題。
ノラ猫まで入ってきて、おかずのサンマをくわえていかれ、
母がハダシで追っかけて…ということもあり。
(ごめんなさい、母はハダシで追いかけていません)
せっかく買ったクーラーもあまり効かず、
扇風機とうちわで涼を取るしかありませんでした。
真新しい千里の団地は気密性が高く、クーラーがよく効きます。
冷凍冷蔵庫には、アイスキャンデーが入っています。
いつでもシャワーが使えます。
虫もほとんど入ってきません。
夏はすこぶる快適に過ごせるようになったはずなのですが…
なぜだか、昔住んでいた下町の方が涼しかったような気が…
ナゼナンダロウ?
昔の方が涼しかった気がするのはなぜなのか考えてみました。
1 昔の家ではよく「打ち水」をしていた
昔の家では、母がよく「打ち水」をしていました。
母だけではなく、ご近所のみなさんされていました。
その涼しげな感じが頭に残っていて、「昔は涼しかった」と思うのかもしれません。
2 昔はクーラーのある家が少なかった
室外機の熱気がない分涼しかったかもしれません。
3 下町界隈は木造家屋が多く、石や土の道も多かった
4 「千里ニュータウン」には木が育っていなかった
竹藪を切り開いてできた「千里ニュータウン」には木が植えられたばかり。周囲は苗木ばかりでしたから日陰もなく、コンクリートとアスファルトにギラギラの太陽が照り付け、外に出るとむわっとした熱気に包まれました。
(40年たった今では木々が育ちすぎて林のようになり、ちょうど現在伐採中なのですが…)
5 昔は自分が子どもだった
子ども時代は暑さも忘れるほど何かに熱中できたのかもしれません。
たとえば「アリ」を眺めるとか…
住まいの変化だけではなく、高校・大学時代の夏は若くて熱かった!
高校時代の夏休みは大量の宿題を後回しにして、部活動と体育祭と文化祭の準備でほぼ毎日学校におりました。
大学時代の夏も勉強せずにアーチェリーの練習ばかり。
実は大学に入学したころ、本ばかり読んでいたこれまでの人生を反省し、「本は読まない!自分で考える!体を鍛える!」と、体育会系のクラブに入部を決め…
けれども体力にもボール運動にもチームワークにも自信がない私は「アーチェリー部」に入部。
「アーチェリーなら動かんし」と思ったのは軽率でした。
8月の炎天下、毎日毎日矢を射続け、六甲の山を走っていたのでした。
そんなこんなで私の1980年代の「暑くて熱い夏」は終わっていきました。(つづく)