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メルボルンでQ熱ワクチン:家畜系ジョブ必須

こんにちは。オーストラリアでワーキングホリデー中のKです。自己紹介記事はこちらから。

現在ファーストビザ期間中で、残りの期間は約5ヶ月。セカンド・サードまでビザを延長するために、リージョナルジョブ探しをしている最中です。

ベジタブルやフルーツファームの他に、家畜系の仕事も選択肢に含められるよう、就業の必須要件であるQ熱ワクチンを受けることにしました。



Q熱とは

Austraria Immunisation handbook

Q熱は、コクシエラ・ブルネティ菌によって引き起こされます。コクシエラ・ブルネティは、野生動物や家畜、そしてそのダニに感染します。人間は主に牛、羊、ヤギから感染します。

Austraria Immunisation handbook

牛・豚・羊等と関わる仕事に就く場合は、雇用主から接種が求められます。


病院検索〜予約〜接種
の過程

⚠️先に述べておきますと、Q熱ワクチンは予約してすぐに摂取できるものではありません。皮膚・血液検査を経て1週間後の接種となりますので、時間に余裕を持って計画をしてください。私の場合、トータルの所要日数は10日間でした。(予約のための待機期間も含む)

本記事では、私が利用した病院を例にご説明します。個別具体的な内容の部分もありますのでご了承ください。


病院検索

私はGoogleで、「Q fever vaccine Melbourne」と検索しました。いくつかの候補の中から、Googleマップの評価が良い場所をピックアップ。

私が選んだ病院は CBD doctors Melbourne です。メルボルンCBD内で、アクセスが容易な場所でした。通訳対応はありません。


事前検査予約

以下のページより予約を進めました。

予約内容は、必ず「Q-Fever First Appointment」を選択してください。

表示される注意事項によると、Q熱に関する予約は水曜・木曜の午前11時〜午後4時のみ受付られています。(記事執筆時点)

その後、予約管理ツール「HotDoc」のアカウント作成を求められます。後ほど検査当日までにアプリをダウンロードしておきましょう。

予約時に$95の決済金額が表示されますが、これはGPとの診察代にあたります。予約日当日に病院の受付で決済することになります。


事前検査当日

受付で名前と予約内容を伝え、少し待つと医師に呼ばれ診察室へ向かいました。そこでは簡単な問診があり、Q熱についての概要が記された紙を渡されます。

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1週間後の同じ曜日に再度予約を取ることを伝えられ、その後処置室へ移動し、採血と皮膚検査を受けます。

採血は菅1本分。
皮膚検査は、0.1mlのワクチンを左右どちらかの前腕皮膚下に注入。1週間後の状態で陽性/陰性を判断されます。

私は注射の痛みに強くないのですが、個人的には痛みをほとんど感じなかったため拍子抜けしました😮‍💨

当日の注意事項は、過度に重い物を持たないことのみで、シャワーは当日から浴びても良いとのこと。

検査後は処置室からそのまま受付へ向かい、診察代と検査費用を決済し、次回接種日の予約を取りました。

事前検査の所要時間は、問診を含めても15分でした。


ワクチン接種当日

前回同様に名前と予約内容を伝え、今回もすぐに診察室へ呼ばれました。血液検査が陰性であることを伝えられ、皮膚検査の箇所を目視で確認後、ワクチン接種に問題が無いことを伝えられます。

その後処置室でワクチン接種。今回もほぼ痛みを感じませんでした。今回は15分の経過観察が必要とのことだったので、待合室で待機しました。

待機中にワクチンの接種証明(certificate)が発行され、紙媒体で受け取ります。(当日からMyGovオンラインでも確認可能)

接種当日の所要時間は、25分程度でした。


費用総額

総額 $490 (+銀行決済手数料)
内訳 診察2回 $190 ($95*2)
   事前検査 $120
   ワクチン $180


オンラインで接種履歴確認

myGov アカウントから、ワクチンの接種履歴を確認可能です。アプリ画面のスクショでご説明します🔽

②でIHI が表示されない場合は、右上の+ボタンから新規連携が必要です。


おわりに

日本語での情報があまり無いので、私の体験を詳細にまとめてみました。これから接種することを検討される方のお役に立てれば幸いです。

オーストラリアに在住されている方は、これからの美しい夏を楽しむ準備をしっかりとしてお過ごしくださいね〜!

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