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外資系への転職:一次面接で聞くべきこと


はじめに

この内容は、主には外資系の中規模・小規模への転職を前提としています。
(日本オフィスで1000人を超えるような規模の外資系は、
一部のポジションを除いて該当しない可能性があります)

なぜ重要か

一言で言うと「試用期間でクビにならないために」です。
確かに、法的には試用期間かどうかは関係なかったり、
そうそう簡単にクビにはできないわけですが、
外資の場合はあります

たまに「知らないフリ」で乗り切ろうとする迷惑社員もいますが、
「要らない」と暗に言われ続けているような状況で耐えられるのかどうか、
ご自身の性格をしっかりと考えて判断したほうが良いです。
(また変な辞め方をすると、その後の転職時に影響するケースもあり。
特に、かつての上司から推薦状(リファレンス)を取ってこい!などが
発生した場合・・・)

第一面接者

これは大きく二つに分かれますね

  1. 人事担当者(日本だったり、シンガポールだったり)

  2. その法人の代表者や本社の役員級(小さい会社にありがち)

おそらく、70-80%は、人事担当と話すことになるかと思いますが、
どの場合でも、「必ず聞いておいたほうが良いことがあります」

何を聞くべきか

  • このポジションには何を求めるか(業界経験を重視するのか、未経験でもマネジメント経験を重視するのか、英語レベルへの期待値、などなど)

  • 前任の退職理由・今回の募集理由(ただ人の入れ替わりが早い会社のケースもあり)

  • 直接の上司となる方の考え方やプロフィールなど

たとえば、英語がある程度できると売り込んでも、
面接用の英語だけで、実務で全然ダメという人も何人か見てきており、
やはり本人が苦しみ、かつ周りがサポートに翻弄されるケースがあります。

これもクビ、もしくは低評価をされる大きな理由になりかねません。

英語かどうかは置いておいても、
直接の上司がアジア地域の経験が少ないケースだと、
ひたすら「欧米ではこうだ!」ということに固執しているケースもあり、
案外それで苦しむ日本法人のリーダーシップは多いように思います。

そして、これもクビリスクにつながります。

聞き方を考えるべき内容(私の実体験から)

  • 「今子供を作るか考えているけど、入社したらすぐ育休とか取れるか」

  • 「自分の希望する顧客を担当できるか」

  • 「給与はいくらまで出せるか」

  • 「有給はいつから取得できるか」

  • 「オフィスに行かなくても良いか」

まとめ

とにかくオファーが欲しいという気持ちだったりはわかるものの、
焦って売り込みすぎると、「合わない」と言うことで、
大変な目にある可能性もありますので、やはり自分をすこ〜しだけ大きく見える感じで抑えるべきかなと思う今日この頃です。

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