標高450mで雲海を観る
11月のある日、蓋沼森林公園で開催された、小学生の森林学習会に同行したことがありました。その際、初めて会津盆地の雲海を観ました。噂には聞いていたけれど、実際に目の当たりにすると、圧巻。
秋~初冬にかけての朝方、会津盆地では凄く濃い霧が発生します。役場に出勤するのも、車のライトを点けないと怖いくらい、真っ白で前が見えない日があります。
この日もそんな日で、そんな日には雲海が見られるチャンス。8時半過ぎに訪れた蓋沼森林公園の駐車場の眼下には、見事に真っ白な雲が広がっていました。季節限定のこの景色、観られてラッキーでした。
蓋沼森林公園、決して標高が高い訳ではありません。せいぜい450メートルほど。山に登るのが好きなので、標高1500メートルくらいの山で雲海を観た事はありましたが、こんなに低い所で観られるのか、正直半信半疑でした。
実際には、雲と濃い霧が混ざっているのかな、とぼんやり思いながらも、この景色は最高ですね。磐梯山もきれいに観えますし、この日は白鳳三山もぽこぽこ観えました。何度も観ている方からすると、ちょっと空がぼんやりしていて、本当にきれいな時は青がもっとパキッとしているそうです。
残念ながら、蓋沼森林公園の今年度の営業は11月末を持って終了いたしました。公園へ続く道の途中にゲートがあり、そこが閉まっているため上まで登れません。また来年、観られるチャンスを待とうと思います。
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