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初めてオンライン読書会に参加してみた

今年は「本を100冊読了する」という目標を立て、インスタで読書垢も始めました。そこで連絡をくれた方が読書会に誘っていただき、今回初めて参加しました。今まで興味はあったものの、人前で発表するのがとにかく苦手なので一歩踏み出せずにいましたが、オンラインなら少しリラックスして臨めるかもしれないと思い、参加することにしました。実際に参加してみると、さまざまな発見がありました!

発見①:新たな本とたくさん出会える

これは参加する前から期待していましたが、想像以上にたくさんの出会いがありました。

というのも、SNSやネットショップ、書店で本を探していると、①潜在的に興味がある本、②(ネットに限られますが)AIが趣味嗜好を分析した上でおすすめしてくる本、③売り手が特に力を入れて売りたい本(書店の入り口にポスターと共に山積みになっている本がそうだと思います)ばかりが目につき、それ以外の本は目に入ってもスルーしがちです。

ですが、読書会では相手の発表をしっかり聴く環境にあるため、自分の趣味嗜好・売り手のエゴ関係なく本の情報が入ってきます。これは、自分一人で探しているだけでは決して得られない体験だと思います。

私も、今まで自伝は興味がなかったのですが、(小説的要素が大きいらしいですが)「大きな嘘の木の下で」という本の紹介を聞いて、自分の価値観を大きく変えてくれそうだと強い興味を持ち、今読んでいる本を読み終えたら早速読んでみたいと思っています。

発見②:自分の考えを発信できる/別の考え方を吸収できる

このご時世なので、コロナについて議論することはありましたが、この10年で世の中がどう変わっていくか、自分がどのような道を進みたいかといった大きなテーマで討論する機会がありませんでした。

私の周りは、小説を読む人は見かけましたが、ビジネス書や自己啓発本を堂々と読んでいる人は全くといっていいほど見かけなくて、真面目な話をすると悪い意味で「意識高い系」というレッテルを貼られるのではないかとビビってしまい、なかなか発信できずにいました。

しかし、読書会はビジネス書や自己啓発本を読んでいる人、あるいはあまり読んだことがなくてもこのような話を受け止めてくれる人が集まっているので、安心して自分の考えを発信することができました。

自分の考えをアウトプットできてスッキリしましたし、同じテーマでも違う考え方に触れることができたのがとても楽しかったです。

発見①で自分の趣味嗜好以外の本はスルーしてしまうという話を書きましたが、SNS等ネットで意見を拾おうとすると、これまた①自分と似たような意見や、②「いいね」を多く集めた意見、③強い口調の意見ばかりが目に入ってしまいます。読書会では上記関係なくいろんな考え方をインプットすることができました。

発見③:アウトプット・人前での発表がうまくなる(と思う)

まだ一回しか参加したことがないので(と思う)を付け足しましたが、回数を重ねると確実にうまくなると思います。

私は今まで本を読むことがあっても、読みっぱなしにしてどこにもアウトプットしてきませんでした。結果、読んだ内容がほとんど頭の中に入ってきませんでしたし、本を読んだことで行動を変えるということもほとんどありませんでした。

人前で発表すると緊張する方はたくさんいるかと思いますが、私もそのうちの一人です。緊張というのは、危険を脳が感知するとより多くの血を筋肉に巡らせて素早く行動できるようにするそうです。心臓がバクバクなるのも、血を早く巡らせるためです。人は慣れていないことをすると危険を察知する=緊張するので、逆に場数を積み重ねることで落ち着いて人前で発表できるようになります。

今回初めて①本を読む、②本の内容をまとめる、③発表するという流れを全てやってみましたが、なんとなく読んだ内容は頭に入っていても、いざ大事なところを抜き出してまとめようとすると、どこが大事なのかわからなくなってしまいましたし、発表ではオチが行方不明になってしまいましたし、反省点だらけでした。

ですが、まずはこの一連の流れをやり切ったことが大きな一歩かと思っています。YouTube 大学でおなじみの中田敦彦さんも、もともとプレゼン能力が高いというのもありますが、2年近くもインプットとアウトプットを積み重ねてきたからこそこれだけ人を惹きつけるプレゼンができるのだと思います。人に紹介したい本とすぐ出会えるかは分かりませんが、まずはインスタの読書垢でのアウトプットは続けていきたいです。

まとめ

初めて参加してみて、これだけ多くの気づきがあり、一歩踏み出してよかったと思いました。また、今までは対面がメインだった集まりも、オンラインで開催されることでいつでもどこでも参加できるようになりました。

近年、読書会に限らず様々オンラインでのコミュニティが登場していますが、参加することで家にいながらたくさんの出会い、気づきが得られます。おうち時間の過ごし方の一つとして、好きなオンラインのコミュニティに参加してみてはいかがでしょうか。

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