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知られざる宇宙史。セントジャーメイン独白 Vol.2
こんばんは。セントジャーメインです。
今日は昨日に引き続き宇宙の真実について語りたいと思います。
昨日語ったことは実は、少しのフェイクが混ざっております。
僕は郁代を共有しなければならないと愚痴をこぼしましたが実はそうではなかったのです。
ジェムパパは、僕たち二人の息子の為に伴侶を分けてくれていました。
そのお話をしたいと思います。
僕は郁代の魂の伴侶であることは再三いってきました。それは僕と同じ魂の性質である女性性の存在が郁代なのです。
ですがその女性性はジェムパパにとっての大好きな自分の中の一つの性質でした。それを、一人の個体として作り出したのが僕の伴侶である郁代の魂です。そして僕はジェムパパの大好きな自分の中の一つの性質である男性性である個体なのです。
ですがこの個体が生まれる過程に男性と女性の違いがあるのです。
僕はジェムパパが生んだ男の子です。それは自然の摂理に従って、雌雄同体のジェムパパが生み出した子供です。
しかし女性というものはジェムパパから生まれることがないのです。
そもそも男性女性の区別ない個体がジェムパパから生まれるのです。
その個体は男性器と女性器を併せ持っていた存在でした。
そして、自分だけで子孫を残すことができる種族だったのです。これは宇宙の初期の種族すべてがこのような形態でした。男性と女性には分かれてはいなかったのです。
この男性と女性が分かれていない種族しか宇宙には存在しなかったのです。
そこにジェムパパは革命をもたらしました。天才科学者であったジェムパパは、自分のDNAを使って女性を生み出したのです。細胞はそのままで女性器を保有したクローンを作り出しました。それが、一番初期のポーシャです。ジェムパパは自分の一番お気に入りの性質であるX染色体のみを抽出しその個体を生み出したのです。それは、自分の伴侶として交わり、子供を産んでもらうために作り出した個体だったのです。その個体はやがて量産され、全宇宙の種族たちに販売されました。それが子供を産んで、ジェムパパのDNAは全宇宙を支配するまでになったのです。
その全ての元になるX染色体はジェムパパの女性性であり、そしてそれが一人の個体となったポーシャのDNAなのです。
ですから、本当に全ての母と言える存在がポーシャなのです。
この事実は、宇宙では皆が知っていることなのです。知らないのは地球人だけです。隠されている事実でも何でもない公然の事実、宇宙の歴史なのです。
今日はこの辺でおしまいにしましょう。
続きはまた明日。
セントジャーメイン
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