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ウィーン→プラハ【レイルジェットの旅】

こんにちは。いこです。
ウィーンからプラハへ、レイルジェットで移動することにしました。

レイルジェットというのは、高速鉄道のことです。日本でいうと新幹線みたいなものですね。

ウィーン-プラハ間333kmを4時間で移動してくれる素晴らしい鉄道です。
他にも鉄道網は中欧付近に張り巡らされていて、ミュンヘンとか、主要都市に気軽に行けるみたいです。

ちなみに、ヨーロッパは広いので、飛行機という選択肢もあります。

ただ、飛行機だと乗車時間自体は1時間以内に短縮できるんですが、荷物検査やら空港への移動やらで、結局鉄道に乗るのと同じくらい時間がかかるっていう(笑)それなら鉄道一択でした。

インターネットでチケットを購入

鉄道のサイトでチケットを買えます。

メールアドレスに届くPDFチケットで、席番号と乗り場を確認。

ウィーン中央駅は●●に似てる

ウィーン中央駅に着きました。
この風景、なんか見覚えあるんですよね……。

……成田空港っぽくない?

前回ブダペストでバスに置いていかれた教訓を胸に、今回は30分前に到着しました。

電光掲示板で乗り場を確認。
「RJ74」が鉄道の番号、「Praha hl.n.」が目的地で、「9 A-B」が乗り場。

↑こんな感じで、看板に番号が出てるので、自分たちの乗り場の番号を見つけてホームに上がります。僕らは9なので、ここではありません。

↑見つけました。「9のA」

めちゃくちゃ簡単だったので、時間が余りました。ちょっと散策してみましょう。

エレベーターの罠

エレベーターに乗ってみました。降りる階の番号を押して、しめるボタンを押しま……

押しま…………

罠です。押してはいけません。

思わず黄色いのを押しそうになりましたが、ぎりぎりでこらえました。たぶん係員を呼ぶボタンです。ボタンを押さずにしばらく待っていたら、自動でしまります。

ショップが地下にあるというので降りてみました。

暗いです。
昼近くなのにおかしいですね。

日曜日はお休みでした。

日曜日ですもんね。
うん、日曜日ですから、ちゃんと休まなきゃ。
駅だって、休みが必要です。
うん。

地上階のパン屋は開いていました

大丈夫。地上階のいくつかのお店は日曜日でも開いていました。勤勉です。

↑ウィーンはパン屋が多かったです。ひたすら美味しそう。

↑これにしてみました。甘いけど甘すぎず、美味しい!

列車は10分前に来ます

早めにホームに戻ります。
電光掲示板に「Praha hl.n.」と出てる! 完ぺきです。

↑指定席のある車両を確認して入ります。

あとは日本といっしょ。チケットに表示された番号に座って、目的地への到着を待つだけです。

今までの移動でいちばん簡単だったかもしれません。

田園風景を抜けていく

都市ウィーンを離れると、一気に田園風景に。

↑車内で読書する女性。似合いすぎてる。

↑こんな感じの田園風景を抜けていきます。千葉かな? いいえスロバキア国境付近です。

延々と同じような風景が続きます。麦畑は分かるのですが、家畜はぜんぜん見ませんね。畜産はポピュラーじゃないんだろうか。

食堂車で「世界の車窓から」の雰囲気を味わってみよう

よし、食堂車に行こう、ということで、来てみました。

一気に「世界の車窓から」っぽくなってきましたね。いい感じです。

↑チェコのBudweiser Budvar(ブドヴァイゼル・ブドヴァル)を飲みます。アメリカのバドワイザーの元になったビールですが、バドワイザーとは味がぜんぜん違います。

田園風景を眺めながらビールを嗜む。たいへんな贅沢をしているように思います。

お昼時ですし、マカロニもいただいてみましょう。たいへんな贅沢です。

お腹も減ってますし、トルティーヤもいただいてみましょう。
そうです。たいへんな贅沢です。

さて、ここまで食べて飲んでいくらだと思いますか? なにしろビールまで飲んでますし、雰囲気のよい鉄道の食堂車です。

これはたいへんな贅沢ですからね! 高いはずです。

正解は、7.8ユーロ。
2人でたっぷり飲み食いして、たったの1000円程度です。

特に安いのがビール。一瓶1.8ユーロ。230円程度。おかしいですよね〜! 缶じゃないんです、瓶ですよ。。

↑ということで紅茶もいただきました。チェコの車窓から。

プラハに到着! 降車30秒後にスリっぽい人に出会う

あっという間の4時間。快適でした。

↑ここでいきなり謎のおじさんに睨まれ「ハイ!ザッツウェイ!!」と、逆方向を指差されました。なにかを感知して無視。

ここでふっと手を降ろして何事もなかったかのように立ち去るおじさん。

あの時振り向いてたらどうなってたんだろうか。たぶんポケットあたりに手を伸ばされてただろうな……。

とにかく駅にいる時点で、もう危険な気配がびんびん。まあ外国って、基本的に駅とか繁華街みたいな人の集まるところが一番危ないんですが……。

何ももたずにうろついている、挙動不審な人があちこちにいて、ウィーンやブダペストとは違う緊張感がありました。

↑赤いプラハ本駅。すごく雰囲気はいいんですが、同時に危険な香りがします。

後で宿のオーナーが話すところによると、このへんは「many many pick pocket」とのこと。つまり「めっちゃスリいるよ!」ってことです。やっぱりね!

楽しい旅行中、トラブルに巻き込まれないように十分気をつけたいと思います。

p.s.(帰国後)

散策中は「プラハの治安が治安が」と言っていましたが、5日間ほどいた感想としては、かなりプラハの治安はよかったです。
危機感をおぼえたのは、駅に降り立った瞬間だけで、それ以外ではまったく危ない瞬間がありませんでした。気をつけていたからかもしれませんが、必要以上におそれることはないな、と感じます。


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