桜井千景さん誕生日小説の取材記と補足
桜井千景さんお誕生日おめでとうございます!
今回めっっっっっっちゃ力入れました。
作品についての話がpixivのキャプションや設定資料に収まりきらないため、執筆にあたって行った取材記とともにこちらに小ネタなどを書いていきます。
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この作品は4ヶ月ぶりのナナチカ創作で、しかもチカ誕記念ということでよし、じゃあ今年の創作で一番力入れたものを書こうというテーマで執筆しました。
構想を練り始めたのが3月上旬で、完成したのが5月始めなので2ヶ月かけてゆっくりといった感じです。
そして、ナナチカが作中で旅行をした時期とだいたい同じ3月下旬に時間を取って東京都内で取材をしてきた記録が今回の記事のメインになります。
作中の日付けは2019年3月27日をイメージしています。
使った電車のダイヤは2023年現在のものを使っているので齟齬があるかもしれませんがそこまでは調べられませんでした。
大きくは変わらないと思いますのでご容赦ください。
長くなりますが経路を載せておきます。
詳しい人に突っ込まれるかもですが…。
川越市駅は原作の呼称を反映して本文では星咲市駅と呼称しています。
川越市〜(東武東上線)〜中目黒〜(日比谷線)〜神谷町
【気象庁】
神谷町〜(日比谷線)〜霞ヶ関〜(徒歩)〜日比谷〜(日比谷線)〜東銀座〜(浅草線)〜浅草
【浅草方面、スカイツリー】
押上〜(半蔵門線)〜大手町〜(丸の内線)〜池袋〜(東武東上線)〜川越市
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①気象庁(港区立みなと科学館・気象科学館)
こちらがホームページになります。
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気象科学館の入り口に鎮座しています。
実物を見ると思ったよりデカいです。
ここから作中の順番通りに解説していきます。
ナナちゃんを東京に行かせるなら最初に連れて行きたいよねという安直な理由で気象庁に決めました。
外観からしてすごい大きなビルでした。
わりと普通のビル街に急に立っているのでちょっとびっくり。
一般の方が立ち入れるのは4階までのようです。
1階にみなと科学館、2階に気象科学館とプラネタリウムがあり、体験型のコーナーがたくさんあります。
上の階は図書館などの施設があるようでした。
それでは、作中に出したコーナーを紹介していきます。
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触ることが出来ますが本当に軽いです。
身の回りの物に例えるなら一個の塊が洗濯ばさみ一個分くらいの重さ、それより軽いかも。
僕の体感なのであくまで参考程度に。
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作中でナナチカちゃんは全問正解していましたが、僕は普通に一問間違えました…不勉強です。
防災についてとてもためになることを聞けました。
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ボタンを押すと津波警報が鳴った後左の方から津波がやってきます。
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普段からの備えが大事ですね。
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作中で少し身長の数値がブレているような描写がありましたが、実際立ってみてそんな感じだったからです。
数値自体はほぼ正確でした。
まだまだたくさん興味深いコーナーがありますがこの辺で。
こんなに面白く本格的なのになんと入場料無料です。
そして、今更ですがこういった場所でこんな堂々と写真を撮っていいのかと思われるかもしれませんがなんと展示物は自由に撮っていいそうです。
興味のある方はぜひ訪れてみてください。
ナナちゃんはもしや将来ここで働くのでしょうか、それとも別のところでしょうか。
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②日比谷公園
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お昼ごはんを食べて休んでいた場所、日比谷公園。
旅程を練っていた時に流石にお昼食べずにノンストップというのは、と思い気象庁からも十分行ける範囲の日比谷公園を出しました。
僕の好きな作品である2018年放送のTVアニメ『多田くんは恋をしない』に登場しており、そちらの聖地巡礼でここを訪れたことがあったのでどんな場所かよく知っていて、食べる場所を即決出来ました。
かなり広い公園で景色も綺麗なのでぜひ訪れてみてください(2回目)
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③雷門〜仲見世通り〜浅草寺
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コロナ禍の出口が見えてきた今、活気が戻ってきています。
次は浅草編ですね。
作中にもありましたが女子高生二人が東京に行くってなってるのにチョイスが渋いような気もしますが、あの二人が例えばデ◯ズニー行って一日中遊んでる様子があまりイメージ出来ませんでしたのでボツに。
イメージ出来たのならぼっちディズ◯ー取材も辞さなかったのですが。
みらあおならちょっと考えたかもしれません。
スカイツリーに行きたい、だったらついでに、とチカちゃんが考えたということにしています。
浅草に行ったのは十数年ぶりでしたが、映像で一時期の寂れてしまった様子は見ていました。
ただ、今はコロナ禍が最も深刻だった時に比べて活気が戻ってきたように感じました。
外国の方もたくさんいましたし、人力車で観光案内をするお兄さんたちもいました、すごい熱量。
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昔来た時となんら変わりません。
浅草に行くならばとりあえず人形焼きをナナちゃんにしこたま食わせたいということで、もちろんこちらも取材。
外国の方が喜びそうな謎のジャパニーズお土産も健在でした(カタナとかニンジャの手裏剣柄Tシャツのようなアレ)。
これはいつの時代も変わらないようです。
僕は人形焼き16個入りを買いましたがナナちゃんほどでないにしろ美味しいところのは本当に美味しいのでパクパク行けます。
そして手水舎で二人が外国の方と出会うシーンですが、実はほぼ本当にあったことです。
作中とほとんど同じやり取りを僕と外国の方がして、手水の使い方を教えることが出来ました。
知らないと飲み水なのかなんなのかわかりづらいでしょうしお役に立てて良かったです。
作中と違うのは「口をすすぐ」とは言わなかったこと(コロナ対策のため今は禁止されています)、かわいい女の子ではないのであんな風には言われていないことです。
その方もあの時会話したジャパニーズマンがライトしたジャパニーズコミックスファンノベルにトークをユーズされているなんてノットシンキングでしょう。
賑わいの戻ってきた浅草、ぜひ訪れてみてください(3回目)
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④東京スカイツリー
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やはり綺麗ですね。
実はスカイツリーってかなりの数の気象観測施設があるんだよっていう小ネタを挟みつつ、移動していきます。
取材中「ん?なんかリコリコで見たぞ?」な景色を見たのですが、あの辺りが舞台になっていますし合ってそうです。
話を戻しますと、浅草からスカイツリーって地図で見ていただくとなんとなく歩いて行けそうに思うのですが案外離れてます。
これは実際歩いてみないとわからないことでした、取材して良かったです。
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もはや見上げると首がえらいことになります。
634メートル恐るべし!
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左はスコブルブル、右はテッペンペンというらしいです。
ソラカラちゃんは顔が星になっているのでどうしてもホッシーくんを思い出してしまいます。
この話は全然重要じゃないのでわかる方だけわかれば大丈夫です。
スカイツリーに来るのもまたずいぶん久しぶりでしたがこのような取材という形で訪れるとは思いませんでした。
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作中の通り4基あり、こちらは夏の花火をテーマにしたものです。
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あの白いやつは間違いなく東京ドームですね、わかりやすい。
作中には出しませんでしたが僕は天望回廊、追加料金を払って行く450メートルの展望台にも行きました。
ですがそこは風が直で吹き抜けており、更に高度が高くなったこともあり高所恐怖症の僕は恐ろしくなってしまい足を震わせながら歩いて回りました。
腰を抜かさないで良かったです。
僕のようなタイプの人が軽い気持ちで行くもんじゃなかったですね。
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ソラカラちゃんグッズがたーくさん!
最後はお土産屋さんです。
ここは4階のソラマチなのでようやく落ち着いて行動出来ました、取材とはいえ無理をしすぎた…とTwitterに書いた覚えがあります。
ソラカラちゃんの人形焼きとぬいぐるみ型キーホルダーを人にあげるために買って帰りました。
日本一高い建造物であるスカイツリー、皆さんもぜひ訪れてみてください(ラスト)
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おわりに
イノ先輩の誕生日に書いた小説といい恋アスはリアル取材を行った作品が多いです。
それだけに、より思い入れのあるものが出来ているのも事実で、今回も取材とはいうものの普通に二人と同じく東京を満喫していました。
これを読んでいただいて少しでも東京旅行気分を味わってくださったなら嬉しいです。
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