【猪瀬舞生誕祭2024】猪瀬舞さんについての研究

テレビアニメ『恋する小惑星』(2020年)
動画工房・星咲高校地学部(製作委員会)
より


猪瀬舞さんハッピーバースデー!!
今年も来年もその先もずっとあいしてる!!
語り出したら長くなってきもいのでこの辺で!


①まえがき

さて、今年もお祝いの季節がやってまいりました!!
僕は2021年から3年連続で猪瀬舞さんが好きそうな分野の自由研究を行ってきました。
毎回準備する期間が7〜8月なので自分の中でそう呼んでいます。
こちらが昨年の自由研究です、猪瀬舞さんの趣味の一つであるマンホールカード集めですね。


そして、4回目となる今回の研究テーマは

『そういえば猪瀬舞さんってどんな人?』

です。
今回は猪瀬舞さんが好きなこと、ではなく猪瀬舞さんそのものを研究対象とします。
この記事を読んでいるということは読者の方は彼女のことをご存知ではあるでしょう。
しかし、このかわいすぎてどうにかなりそうになああ間違えた、この素敵な女の子、そして女性のことを原作が完結した今こそ詳しく読み解いてみましょう。
僕の自由研究はその一助になるかと思います。
本編も軽いノリは続きます、というかなるべく堅い文章にしたくないです。
が、研究自体はしっかり行っていますので何卒よろしくお願いします。

本題の前に
・猪瀬舞さんおよびキャラクターたちの主な呼称を我々にとって最も馴染みのある『イノ先輩』などのあだ名や作中でよく呼称されるものにします。
・公式設定ではなく考察および推測の域を出ない内容も含んでいます、そのことは都度記載します。
読んで損はさせないという自負はありますがめっちゃ長いです。

それではどうぞ。

──────

2023年6月11日撮影
叡山電鉄鞍馬線貴船口駅にて
みらあおみかまり撮影枚数各2〜3枚
イノ撮影枚数38枚
同行していた方にドン引きされる


②基本的なプロフィール


この項目ではイノ先輩の基本となる情報をざっと並べていきます。
細かいところを論じる前にまずは大まかに。

名前
猪瀬舞(いのせ・まい)


漫画やアニメ特有の現実でありえなさそうな名前ではなく、世の中探したらどこかにいそうな名字と名前の組み合わせです。
何かに向かって一直線という例えに使われる『猪』、『舞』という活動的な印象を与える文字。
こじつけと言われてしまえばそれまでですがどこか本人のパーソナリティーと一致しているように感じられますね。

生年月日と作中の年齢の経過(原作版)  

2000年9月12日生まれ おとめ座
誕生石はサファイア

?歳(小学生頃)〜16歳(物語開始時・新2年生)→17歳(高2)→18歳(高3〜大学1年)→【クライマックスで時間が飛ぶ】→25歳

原作の正確な生まれ年は物語開始年度が2017年であることから判断出来ます。
物語開始当時イノ先輩は高校2年、満17歳です。
物語はみらとあおが幼少期からの夢を叶え皆が大人になった2026年までを描いているので最後の登場である同年4月頃には25歳になっています。
髪型以外見た目があまり変わっていませんね…。
10代の頃と変わらずエネルギッシュで更にたくましくなった先輩が見られました。
この辺りは後の項目で詳しく触れますのでここまでで。

身長・体重

145センチ・不明

皆さまご存知の通りイノ先輩は非常に身長が低いです。
地学部メンバーと比べてもみら、チカ(155センチ)、あお(158センチ)、桜、ナナ(160センチ)、モンロー(162センチ)と、一人かなり小柄で目立ちますね。

高校2年生女子の平均は

こちらの調査によれば157.7センチ。
やはり平均よりかなり低いことがわかります。
物語冒頭で見せた『超遅い反復横跳び』やみらとあおを走って追いかけたシーンで追いつけていないなど運動もあまり得意ではないようです。
しかし運動が苦手なだけで行動力や体力がないわけではなく、むしろ年々バイタリティが強化されている描写が見られます。
高校3年の頃には受験の年にも関わらず地学部で部長をする傍ら受験勉強、新聞部の手伝いに加え自分の時間を作るなど忙しくも充実した日々を送っています。
登場人物の中でも上位に入るくらい心身ともに強く色んな意味でたくましい子であると言えます。
年齢を重ねて身長が伸びたかは不明です。
ここは読者の想像に委ねられるところですね。
考察でもなんでもなくて申し訳ないですが、僕は全く変わっていないと予想します。
小さくともエネルギッシュな先輩、容易に想像出来ます。

体重に関しては明確な数字は触れないでおきましょう、女性に聞く話題ではありません。
参考までに適正体重を

こちらのサイトで調べたところ『46.26キロ』と出ました。
イノ先輩はどう考えても細身の部類ですし、それよりは軽そうと考えるのが無難でしょうか。
なんにせよかなりの小柄、それがひとまずの結論です。

初期設定(ボツになったもの)では小柄ながら胸が大きかったそうなのですが、今のイノ先輩に慣れ切ってしまっているので違和感がすごいですね。
まあ、この子に胸まであったらただでさえ強いキャラパワーが強くなりすぎインフレの原因になるので仕方のないことです。


口調・話し方

イノ先輩の口調について。
ご存知の通りイノ先輩は誰に対しても敬語を使う敬語キャラです。
ケイに対してや幼少期のみ一般的なタメ語に近い話し方をしていましたが描写は少ないです。
ただ、本人の話し方や性格もあって柔らかな語り口が特徴的。
いつも自然体で飾らない人への接し方がある意味彼女の無自覚に持つ芯の強さなのでしょう。
色々書いてきましたが現実ではちょっと違和感があるのに敬語キャラってなんとなく受け入れられてしまうのは何故でしょうね。
タメ語のイノ先輩めちゃくちゃ見てみたい。
そこのあなたもそう思いますよね?
ね?

家族構成、バックボーン

失礼いたしました、次に参ります。
イノ先輩の家族構成なのですが…実は作中で一切明かされていないのです。
そもそも主人公であるみらとあお以外のキャラクターで家族の話題が出たのは鈴矢姉妹、桜井姉妹、ナナ弟くんはもちろんですが後はモンロー先輩のおばあちゃん、イヴの親御さんの話、遠藤先生のおじいちゃんおばあちゃんなど数少ないです。
ただアニメ版で映った実家はなかなか立派な一軒家であり経済的にそれなりに裕福な環境であるのではないかということは推測出来ます。
自然、彼女の人となりはその家庭環境で育まれたものだということも同じく推測出来ますね。

過去のイノ先輩について。
これも描写は少ないですが、今と変わらず好奇心旺盛で地図好きになったきっかけである宝探しを楽しんでいたようでアウトドア派だったようです。
自分の『好き』を真っ直ぐ突き進んで大人になっていったということになります、これは簡単に出来ることではないですね。
エッチな本を見つけてどういう対応を取ったんでしょうか、気になります。

──────

2022年8月21日撮影
埼玉県川越市内、時の鐘前にて
作中の背景のモデルになっています


③容姿

この項目ではその名の通り彼女の詳しい容姿を考察していきたいと思います。

・容姿(身体的特徴)

前述の通り身長は145センチと小さく、かなり華奢な見た目です、一体どこにあのようなエネルギーがあるのでしょうか。
加えて全体的に身体の起伏は乏しく、同年代の女の子と比べてもスタイルが良いとは言えません。
そのあたりのことはなんとなく気にしているような素振りを見せています(原作6話などで判断出来ます)。
ある種子供っぽく無邪気な面も精神的に大人な面も併せ持つイノ先輩ですがこういう部分はやはり年頃の女の子な一面が垣間見えますね。

顔立ちは連載時期や媒体によって異なりますがまず特徴としてこういった童顔キャラにありがちな丸顔というよりかはどちらかというと輪郭がはっきりしています。
なかなか議論を呼ぶところである眉はアニメ版ではいわゆる『たくあん眉』、きららの大先輩である『けいおん!』のムギちゃん、琴吹紬さんのような横が短くふんわりと太い眉です。
対して原作では他のキャラクターと大差ない太さや長さで、カラーはどちらも髪の色と同じ暗めの黄色。
話が少し逸れますがファンアートでは特徴的なこともありアニメ版のたくあん眉の方が多い印象です。

お次は目に関して。
アニメ、原作ともに瞳の色は緑系、僕の感覚では白めなエメラルドグリーンに近い色と表現します。
緑系はイメージカラーにもなっていますね。
光の加減によって変わりますし、これは僕の意見なので悪しからず。
そしてその大きな目は明確にタレ目で、他のキャラクターに比べてまつ毛がはっきりと描かれています。
かわいい系+穏やかというキャラクターだと印象づけるためだと考えられますね。

そして非常に重要なアニメのみの要素として、キャラクターの瞳の中に描かれている小さく丸い、瞳の色とはかなりギャップのある点のようなもの。
みらなら水色、あおならオレンジといった感じで、制作陣の方の言葉を借りるならば『カップリング』じみた表現で、そのキャラクターが最も関わりの強い相手のイメージカラーだそうです。
みらあお…というわけですね、これは確かに間違いない二人です。
説明が長くなりましたがイノ先輩の瞳にはピンク色の点が描かれています。
桜先輩のことだと思われます、がその桜先輩の瞳には緑の点が。
ふむ…いのさくですか…へぇ……。
これ以上はカップリング論争になりそうなのでやめておきます。
ちなみに僕はイノ×桜(通称いのさく)もモンロー×桜(通称みかまり)も創作したことがあります。
桜先輩が右なのは意図的なものです…なんとまた論争の火種をばら撒いてしまった!

最後におでこに関してのことを書いてこの項目を終わりましょう。
こちらも連載時期や媒体によりますがおおむね眉がはっきり見えるくらいには前髪は短く、おでこが広いです。
いわゆるおでこキャラ、某宇宙人とおで◯ぱしーしやすそう。
この後紹介するたくさんの髪型のどれもおでこが隠れることはありません、本人の中で前髪はあまり前に出さないと決めているのでしょうか。
いずれにせよ、大きな特徴の一つですね。

──────

・容姿(髪型)

デフォルトの髪型は端的に言えばポニーテール、髪色は黄色系でアニメだとライムイエロー、原作だとハチミツ色に近いとここでは定義します。
少し暗めの金髪、がわかりやすい表現ですね。
そして、実はかなりの数のヘアアレンジを披露しています。
オシャレさんですね。


【イノ先輩のヘアアレンジまとめ】
※全て拾い切れていなかったらすみません!
また、原作に登場した髪型のみを紹介していきます。

☆ポニーテール…横髪を長めに垂らしておでこを広く出し、髪で編み込んで後頭部上側に髪をまとめたイノ先輩のデフォルトスタイル、ストレートにかわいい。


☆お団子…原作6話の温泉シーンで髪をまとめた際に登場したお団子ヘアー。
頭頂部あたりでまとまっています、元々髪は長いのでまとめると結構な大きさになっていますね、いつもと印象変わってかわいい。


☆ポニーテール(幼少期)…原作8話、40話で登場した小さい頃の髪型。
この頃から既にポニーテールにしていたようです、お気に入りの髪型なのでしょうか。
長さは高校生の時より短いです、後ろに垂らした髪が約半分くらいの長さ。
あまりのかわいさに誘拐されなくてよかった。

☆おさげ三つ編み…原作11話など複数の回で登場したお出かけ用の髪型。
両サイドに編んだ髪を背中側に垂らしています、地学部で合宿ということでちょっと気合い入れたのでしょうか。
おめかししててかわいい。

☆ポニーテール(その2)…原作12話で登場したポニーテールバージョン2。
普段髪を編み込んで結んでいる後ろ髪をシュシュでまとめています。
時短なのでしょうか、雰囲気変わっててかわいい。

☆おさげ三つ編み(大)…原作14話で登場した髪型。
海に行くということでまた気合いが入っているのか、両サイドの三つ編みがかなり大きくなっており蝶結びのリボンまでついています。
この際すずに迫られ珍しくちょっとだけ不満そうな顔を見せる先輩がかわいい。

☆自然な髪型…原作14、25、61話で登場した髪型。
どこも結んでいない髪型です、自然に下ろしています。
長さは完全にロングですね。
活動的なので長いと平時は都合が悪いため結んでいると考えられます。
お風呂上がり…サラサラ…まるで少女漫画のヒロインのよう…かわいい…。

☆おさげ三つ編み(横髪まとめ)…原作19話で披露した髪型。
おさげ三つ編みだけで何項目も出来てしまいますね、実は結構バリエーションがあります。
こちらは文化祭の準備でボーリング調査を行なった際にしていた髪型で、普段は垂らしている横髪も後ろにまとめています。
ヘルメットをするためポニーテールに出来なかったようですね。
それでいて見た目と実用性を兼ね備えた三つ編みにするとはなかなか欲張りさん。
桜先輩の秘密を知りたいイノ先輩かわいい、二人ともかわいい。

☆おさげ三つ編み(文化祭仕様)…原作21話で登場した髪型。
おさげ三つ編みが多くてすみませんが正確に研究をしていきたいので細かくいきます。
こちらはメイド服を着た際にしたヘアアレンジで、海に行った時と髪型自体は似ていますが付けているリボンがベロアリボンぽくなっています、間違っていたらすみません。
より華やかな空間にマッチしていますね。
直球でかわいい。

☆おさげ三つ編み(一本)…原作27話で登場した髪型。
初詣の際に披露しており、結んだ三つ編みが一本だけになっています。
一本芯の通った女の子、かわいい。

☆お団子(特大)…原作22話で登場したどデカいお団子ヘアー。
前述のお団子に比べて妙に毛量が増えており頭の大きさの1/3ほどにも迫ろうかという大きさです、作画の変化なのでしょうか。
文化祭だった47話ではお団子に加えてチェックのリボンがついており、より華やかな空間にマッチしていますね。
すごい、デカい、かわいい。

☆おさげ三つ編み(メルヘン度高め)…4巻のおまけコーナー『旅する小惑星』、原作69話に登場した髪型。
これまでのどの三つ編みよりも細く編み込んであり、長い髪もふわりと多めに下ろしています。
まるで少女漫画のヒロインですね(2回目)
…かわいい。

☆お団子(ミ◯キー風)…原作71話で登場した側頭部両サイドにお団子を作った髪型。
形を例えるなら世界的なネズミさんとしか言えないのでこう名付けました、僕は悪くありません。
この記事が消されないか唯一の心配要素。

☆猪瀬舞(25)…最終回で登場した25さいノ先輩の髪型です。
解くと完全にロングヘアーだった髪はミディアムくらいに短くなり、肩の辺りまで下ろしています。
そして同じくポニーテールも短くなっています。
映っているコマが少ないので見にくいですが、両サイドから髪を集め束ねて後ろでポニテを作っているようです。
やはり髪で編むのが好みなのでしょうか。
推測ですが、国土地理院に勤めるようになり本格的な実地調査も増えて、より動きやすい髪型にしたのではないかと考えられます。
アラサー大人な先輩、最後までかわいい。


はい、お疲れ様でした。
髪型だけでこんなに語れるとは思いませんでした。
皆さんも原作やアニメを振り返って実は結構多彩なイノ先輩のヘアアレンジを楽しんでいただければと思います。
どの髪型もかわいいですよ!!

──────

2024年6月22日撮影
エスコンフィールドHOKKAIDOにて
旅行やお出かけなどどこかに行くとよくこんなことしてます
周りの目など知ったことではない(本当は恥ずかしい)
今まで連れて行った中で一番遠い場所です


④服飾

この項目ではイノ先輩が原則原作で着ていたお召し物を登場順に紹介していきます。
先に断っておきますと服の用語・名称の間違い、表記の違い(例えばTシャツorカットソーなど)がある場合がございます。
加えて僕自身の知識不足、僕と読者の方の解釈が違う場合もあるかと思いますのでご了承ください。
キャラクター理解やコーディネートの振り返りの参考くらいにはなればと思います。
あとものすごい長いです、この項目は時間のある時に読んでいただければ…。

【イノ先輩のファッションリスト】

☆制服(冬服)…原作1話から登場しているイノ先輩のデフォルトの格好。
各媒体で登場したり紹介される際もこのコーデが最も多いです。
星咲高校の女子制服はアニメや漫画にありがちな突飛な制服とは正反対でオーソドックスな深い青と白のセーラー服+スカートで、一般的にスカーフをつける首元の部分には緑の細いリボンをつけています。
襟に白いライン、そして星型のマークが二つ描かれているのがアクセントになっています。
どうやらブレザーのような上に羽織るものはないようです、寒くないのでしょうか。

そしてみなさんご存知の通りイノ先輩のみの着こなしとしてピンク色のカーディガンがあります。
色もあって冷静に考えるとだいぶ目立つそれは果たして高校生が学校で身につけるものとしていいのかわからないくらい派手です、周りが現実的な格好をしているためなおさら。
某ご…なんとかさんは学校でも全身ピンクジャージでしたがこちらも特にお咎めなしでしたね、秀華高校も星咲高校も寛容なのかもしれません。
でもかわいいのでOKです。

☆制服(夏服)…こちらはカーディガンを脱いだ半袖のバージョン。
時間が経過した原作8話で初登場しています。
イノ先輩のアイコンの一つであるカーディガンがないと何か足りない感。
でも涼しそうでかわいいのでOKです。

☆私服(劇中1年目BBQ)…原作4話に登場したコーデ。
こちらはその名の通りバーベキューに行った時の服装です。
ライムグリーンのワンピースにまだ寒い時期だからか白のシャツを羽織り深緑のタイツを履いています。
制服(冬服)でもタイツを履いているので結構寒がりさんなのかもしれません。
かわいいと言われるイノ先輩かわいい。

☆扉絵(シャツ)…原作5話に登場したデザイン的に若干パジャマみたく見えるシャツ。
みらあおと夜空を見上げています。
いつもキラキラしてるお目目がかわいい。

☆下着…原作6話に登場した…いやいやふざけているわけではありません、僕は至って真剣に研究しています。
周りがすぐぽんぽん脱いだりモンロー先輩が色々スゴすぎたりなんだかどうでも良くなったイノ先輩が披露した投げやりな下着姿です。
アニメ版ではこういったお色気シーンはかなりカットされていたのでカラーはわかりません。くそっ
シンプルなブラとショーツですね、一応小さなリボンが申し訳程度にショーツについてます。絵柄もあってまるでそういうシーンに見えません。
かんたんイノ先輩かわいい。

☆私服(幼少期)…原作8話に登場した黄色に袖がふわふわしたTシャツ、今も童顔ですがより子供らしい表現になって今とはっきり違っています。
ちびイノ先輩かわいい。

☆私服(すず&みらあおとお出かけ)…原作8、30話に登場した飛び地を見に行った時の服装です。
明るい緑のどちらかといえば長袖気味なシャツワンピースに膝くらいの丈の黒タイツ、動きやすそうな服です。
クリーム色と茶色のどんぐりのような色合いのリュックも背負っており探検の準備万端。
自撮りしてるイノ先輩もみんなもかわいい。

☆発掘隊…原作10話の扉絵で登場した発掘隊のような服装。
白いシャツにおそらく革製のズボン、ヘルメットとピッケルを装備しています。
桜先輩とポーズを決めててかわいい。


☆私服(合宿その1)…原作11話に登場したお出かけ服。
8話同様ライムグリーン系のワンピース(少しデザインは異なります)の上から薄茶色のパーカーを羽織っています。
イメージカラーでもある緑はイノ先輩のファッションの中に結構出てきます。
袖長めパーカーかわいい。


☆私服(合宿その2)…原作12、38話に登場したお出かけ服。
やはりライムグリーン系(今回は明るめの色)のTシャツの上にオーバーオールのような茶色の服を被せています。
これまで紹介してきた中ではちょっとばかり幼い印象を受けるコーディネートです。
これはあくまで主観です、めちゃくちゃかわいい。

☆私服(合宿その3)…原作13話に登場した寝巻き。
やはりライムグリーン系のカラー、イノ先輩にしては露出多めのゆったりとした服。
やはりイメージカラーと合わせてるんでしょうか、非常に緑系が多いです。
緑の似合う女の子、かわいい。

☆私服(合宿その4)…原作13話に登場したお出かけ服。
黄色のトレーナーかセーターに近いアウターに茶色のスカート、黒タイツもバッチリでなかなか気合い入ってます。
そしておそらくTシャツであろうインナーには太い緑色のラインが。
イノ先輩コーデにグリーンは欠かせませんね。
未来の職場ではしゃぐ先輩かわいい。

☆旅する小惑星(1巻)…おまけコーナーに舞い降りたセーラー型の襟にフリルのスカートを着た天使。
何度もかわいいと言ってしまいすみません。
とは思っていません、かわいい。

☆山登りコーデ…原作2巻に登場した桜先輩と共に山登りをして観測をした…というイメージのイラストで着ていた服です。
青緑のトレッキングウェアのようなトップスに青ミニ+黒タイツ、青緑のラインが入ったスニーカーorトレッキングシューズ。
頑張る先輩ズかわいい。

☆水着…原作14話に登場した水着。
ワンピースタイプで白っぽい緑色、やっぱり緑系。
白の水玉模様のようなものが散りばめられています。
かわいいがあまりに先行して皆さんが期待しているそういう系の気の利いたコメントが出ません。

☆ゆめかわバニー…原作18、19話扉絵で登場した頭に大きな耳を生やしたファンタジックな装い。
蝶ネクタイにマント、足はウサギ型と非日常なアイテムがずらり。

少し話が逸れますが不思議の国のアリスが元ネタなのだと推察されます。
『go down the rabbit hole.(ウサギの穴に落ちて)』という有名なフレーズがありますが、これには穴に落ちたアリスが不思議な世界に迷い込んでしまったことからスラング的に『本筋から外れる、なかなか抜け出せなくなる』という意味があります。
このエピソードも地学部の会議が本筋から逸れたり桜先輩が一度行き詰まってしまったりと共通点があります、次の19話の扉絵からも読み取れます。
真面目な話をしすぎたのでバランス取らないといけませんね、バリプリティーバニーガールマイイノセ…。

☆星咲高校女子ジャージ…原作19話で登場した星咲高校のおそらく指定ジャージ。
上下とも真緑で、腕や手元、胸のあたりに白のラインが入っています。
ボーリング調査のために着替えたためヘルメットも装着、小さい身体をフルに使って頑張るイノ先輩かわいい。

☆メイド服…原作21話で皆の期待に応えて登場したメイド服。
様々なタイプがあるメイド服ですが、こちらは胸元からエプロンまでフリル多めでかつ赤いリボンが印象的。
ゴテゴテはしていない正統派と言えるでしょう。
かわいいにかわいいを足すんじゃない!心臓に悪い!

☆天体観望会の時の服…新部長に指名されちょっとオロオロしていた頃の服。
茶色のシャツスカートにクリーム色に近いパーカーを羽織り薄茶色のリボンでお腹の辺りを結んでいます。
振り返ってみるとシャツスカートも結構着てますね、真面目な子なので『らしい』服装です。
パーカーって無条件でかわいい。

☆これでもかってくらいもこもこコーデ…原作25話の扉絵に登場したもっこもこの暖かそうなコーデ。
白いぽんぽんのあるパーカー付きセーターにアシンメトリーなもこもこ靴下!
片方はボーダー、もう片方は水玉模様です。
余談なのですがあのイノ先輩が珍しく生足を見せています。
うーん…かわいいですね。

☆地学オリンピックコーデ…地学オリンピックに挑戦した際に登場したコーデ。
制服(冬服)+茶色のコート+ライムグリーンのマフラーです、グリーンですよ!
ここまでファッションに取り入れているとなると本人も意識してそうしているのかという推測が出来ますね。
緑もおとめ座も似合っちゃう先輩かわいい。

☆旅する小惑星(2巻)…なんとここでは学ラン姿を披露しています!
とてもイノ先輩に似合うはずがないのでは、というかサイズがないと思われますがきちんと着ています。
小柄で目のぱっちりした子が男装チックな格好をするアンバランスさがかわいいですね。

☆3巻冒頭描き下ろし…単行本5ページのキャラ紹介で登場した服です。
冒頭に貼ったコラボイベントでも使われたイラストです。
上半身しか映っていませんが、おそらくリボン付き白ワンピース+ピンクのカーディガンかと思われます。
デフォルト私服っぽい感じがかわいい。

☆初詣…原作27話に登場したクリーム色のコートを中心としたあったかコーデ。
赤い折り込みのついた膝丈のスカートを履いています。
しっかり黒タイツも装備。
相変わらずガーリッシュなコーディネートがかわいい。

☆BBQ(ナナチカ歓迎会)…原作32話に登場したお出かけコーデ。
紅色のシャツワンピースに白っぽいセーターかカーディガンを羽織っています、4月の雨の日ということで暖かそうな格好ですね。
雨だからとてるてる坊主作っちゃうイノ先輩かわいい。
話は逸れますがこの日の天気がナナちゃんの心情とリンクしているのが好きです。

☆イノイヴケイお出かけコーデ…原作40話に登場したコーデ。
形容するのが難しいですが、ドレス系のワンピースに近いです、袖と裾にフリル付き。
アニメ化部分ではないのでカラーはわからないものがほとんどです。
やはり緑系なんでしょうか。
三県境でいくらでもアガれちゃう先輩かわいい。

☆図書館お勉強コーデ…同じく原作40話に登場した図書館でイヴといた時のコーデです。
こちらは白系シャツのインナーに同じくドレス系のワンピース、そして標準的なソックスを履いており珍しいイノ先輩のおみ脚が見えます。
かわいいそのおみ脚をもっと拝

☆図書館お勉強コーデ(その2)…またまた同じく原作40話に登場したコーデ。
全身は映っていませんがブラウスかワンピース系の服にひらひらとした袖口が特徴のアウターを合わせています。
暖かそうな先輩かわいい。

☆地学部戦隊ジオレンジャー(ジオベージュ)…原作45話の想像の中で登場したコーデ(?)
いわゆるヒーローもののような格好で、ヘルメットに目を守るゴーグル、胸に輝くGのマークが印象的。
各メンバーの色が壊滅的に地味なところが面白い。
イノ先輩の武器はやはりピッケルのようです、よく見るとみんな武器を持っていますがどう使うのか気になりますね。
ドヤ顔先輩かわいい。

☆ウェイトレス服…原作47話に登場した文化祭の出し物で着たウェイトレス服。
前年のメイド服と比べてさらにゆめゆめしくなり、チェック柄がそこかしこに施されたエプロン・ドレス風の服に髪を結ぶのにもチェック柄のリボンが。
星型のバッジがアクセントですね。
部長最後のお仕事、お疲れ様かわいい。

☆どじょうすくい…原作49話の扉絵に登場した唐突な和のコーデ。
頭に手拭いも巻いて満面の笑みを浮かべるイノ先輩、かわいいのだけどなんだかシュール。

☆くたくた入浴スタイル…原作49話に登場したコーデ。
コーデですよ!コーデ!
僕は至って真面目にやっています。
髪をどでかいお団子にまとめ、バスタオルを巻いて部長の責任から解放されたくたくたゆるゆるな顔が…うーん、かわいいですね。

☆旅する小惑星(4巻)…髪型のところでも紹介しましたがワンピースに白のフリル付きアウター。
そしてやはり白っぽいハット。
地図を見ながら旅をしているイメージなのでしょう。
この圧倒的ヒロイン力、作品が違ったならばメインヒロインでしょうね(3回目)

☆5巻冒頭描き下ろし…大学に進み少し大人っぽく白い襟付きシャツにライムグリーンのアウターを着ています。
単行本63話にも登場しています。
地図を抱きしめて、次のステージに行っても変わらず輝く瞳がかわいいですね。

☆サンタコーデ…原作54話の扉絵に登場したサンタコスチューム。
スタンダードなタイプで、ぽんぽん付きの帽子にミニくらいのスカート丈なサンタ服。
プレゼントも持っています。
さらに普段はあまり露出しない太ももを惜しげもなく披露していますね。
まったく悪い子ですねぇ、そしてかわいいですね。

☆制服(冬服+トナカイのツノカチューシャ装備)…同じく原作54話に登場した…コーデではないかもしれませんがかわいいのでいいんです。
扉絵ではサンタコス、本編ではトナカイ、なんというサービス精神。
我々顧客が求めていたもの。
ストレートにかわいいですね。

☆天界の美少女コーデ…単行本61話、涙涙のイノ先輩卒業式回の扉絵に登場したコーデ。
普段結んでいる髪は解いてロングに、その頭には花冠。
フリルが袖や裾にあしらわれたワンピース系の丈長めのガーリーな服です。
これでもかというほどかわいくしようという気概が込められた扉絵ですね。
そうです、イノ先輩はかわいいんです。
何度言っても足りませんね。

☆ドレス…単行本6巻描き下ろしで登場したコーデ。
白のインナーが覗く黄緑色のロングドレスに身を包んでいます。
右手には黄色のリボンが蝶結びで巻かれ、アクセントになっています。
最終巻ということで張り切ってる先輩かわいい。

☆丈短めトップス+ワンピ?ブラウス?…原作64話で登場したコーデ。
ピンクの胸元あたりまでの丈のトップスを羽織り、白のワンピースらしきものを合わせています。
歯切れの悪いコメントになっているのは全身が映るシーンがないからです、プラスして天体観測のシーンでは更に上着を羽織っていました。
ここはカラーページだったため色がわかりました。
ウインクがヘタすぎた先輩かわち…。

☆丈長めフリルネック白ワンピースにセーターを添えて…原作68話で登場したコーデ。
今までと変わらないようでいて大学生になってからは少しばかり大人っぽいコーデが増えていたのですがこれがまさにそうですね。
フリルやリボンなど飾り気が増しています。
こんなにかわいくなってもうどうなっちゃうんでしょうか。

☆水着②…原作71話で登場した水着姿。
今回もワンピースタイプ、カラーは不明です。
図らずも前述のフリルやリボンが水着にもあしらわれています、ちょっとメイド服を連想させるデザイン。
作中2年前のものよりやはり少し挑戦した感じですね。
ミマス先輩かわいい。


☆Zoom的なサムシング先輩…原作72話でちっさく映っていた上半身のみのご紹介。
小さすぎてニット的なものを着ているのではないか、くらいしかわかりませんがやけにニッコニコでかわいいです。


☆堂平山攻めコーデ…原作72話で登場した登山、ハイキングコーデ。
いつものワンピースタイプの服に黒タイツ、イノ先輩の標準的なスタイルです。
夏の時期ですが長袖なのが特徴的、虫や日焼けなどありますからね。
やはりスタンダードにかわいい。


☆先輩ズでクッキングスタイル…原作73、74話扉絵で登場したコーデ。
カジュアルなシャツの上にエプロンを着けています。
厳密には二話で二日間を描いているので着ているものは異なります。
一日目が襟付き、二日目が白のトップスに黒い膝丈スカート。
地学部メンバーは女子力の差が激しいですね。
得意料理はなんでしょうか、かわいい。


☆作業服…原作75、76話に登場した作業服シリーズ。
国土地理院での作業中のシーンで見られます。
果たして彼女の身体に合うサイズはあったのでしょうか、若干ぶかぶかっとしているようにも見えます。
登山用服、地質調査用服、測量作業服が披露されています、それぞれ違っていて細かいですね。
ついにお披露目大人イノ先輩、最高にかわいいです。

☆猪瀬舞(25)…原作76話に登場した大人イノ先輩の私服。
落ち着いたデザインのインナーにふわりとしたジャケットのようなアウター。
より大人で落ち着いた雰囲気のコーデです。
皆さんサラッと流してはいけない事実があります、何度も言いますがあの見た目でアラサーなんですよ。
なんというかたまりま

最後まで最高にかわいい先輩でした!



はい!全部読んでくださった方、本当にお疲れ様でした。
髪型よりかなり長かったですね、かわいいを入れるのをノルマにしていたからでしょうか。
反省はしていません。

まとめてみてわかったことは結構時間の経過によってコーディネートも変わっているということです。
本文でも書きましたが、身体が小さく一見子供っぽく見えるイノ先輩も歳を重ねるとともにだんだんと大人びた服を着るようになっています。
成長していっているということですね。
Quro先生の女性視点ならではの服飾センスの良さも手伝ってよりそれが際立っているようにも感じました。
そして主人公組ではないサブヒロインという位置付けであるにも関わらずこれだけたくさんの服(やコスチューム)があるのは愛されている証なのではないでしょうか。
もちろん地学部メンバーみんな色々かわいいものから恥ずかしいものまで着させられてますが。
きらファンやグッズ・イベント衣装なども追加したかったですが、ただでさえ掲載漏れが出そうなのと更に膨大になりそうなのでやめておきます、すみません。

──────

2022年7月30日撮影
神奈川県鎌倉市稲村ヶ崎にて
後輩二人と江ノ島をバックにといった構図
たまたま3人の身長差が合っている
実は推しカプはナナチカ
鎌倉および江ノ島ってものすごく『ジオい』のでイノ先輩は絶対気に入ると思います


⑤性格・人となり

この項目ではイノ先輩の性格について詳しく考察していきたいと思います。
これまでの項目以上に真面目な考察を行います。

さて、性格を語るにあたってどうすればいいのか?
キャラクターの性格を100%正しく理解し切ることは現実の人間同様難しいことです。
もちろんぼんやりと『優しい』とか『真面目』とかいったように表現することは出来ます。
が、ここでは出来る限り理解に近づくために効率の良い方法で論じていきます。
ではどういう基準を立てて論じるのかと言いますと『ビッグファイブ理論』というものの要素を使ってイノ先輩の性格を推し量ることします。

これは心理学における、人の性格を究極まで突き詰めた際に5つの要素に統合されるのでは、という考えから生まれた理論です。
多くの性格診断や実際に企業の適性検査にも利用されています。
僕は少しかじっていたくらいで専門家ではないのであくまで性格を考えるに有効である要素を探すのに使うのみで、心理学の深い部分に触れるわけではないことを先に断っておきます。

その5つの要素は『外向性、協調性、誠実性、神経性傾向、解放性』から成り立ちます。
それでは詳しくいきましょう。

──────

⑤-1 外向性
この項目は心が外向的か、内向的かを示すものです。
高い場合は元気が良く物事に積極的、低い場合は物静かで無口、とされます。
これはもちろん高い傾向にあると見られるでしょう。
元々元気が良くエネルギーに溢れた子ですし、地学オリンピックへの挑戦を決めた後は一皮むけてより様々なことに積極的にチャレンジしています。
学問の垣根を越えて他のメンバーの興味のあることにも関心を示したり。
みらあお、ナナチカ、冴木さんなど初対面の人とも短い時間で問題なく打ち解けていますし、わかりやすく外向的と言えるでしょう。

⑤-2 協調性
この項目は他者に対する接し方を示すものです。
高い場合は温かく親切な性格で、低い場合は疑い深い自己中心的な性格とされます。
まずまず高いと言えるでしょう。
めちゃくちゃ高いのでは?とも思われるかもしれませんが、理由は後述します。
最初に地学部がまだまとまっていなかった頃人間関係におけるクッションのような役割が出来ると評されるほどでしたし、物腰の柔らかさは作中随一です。
コミュニケーション能力も高く、もはや人たらしの部類に入るでしょう。
ただ優しくするばかりではなく、あおの引っ越し騒動の際思わず取り乱したみらに珍しく厳しい口調でたしなめるシーンなど優しさと甘さを履き違えていないのも見逃せないポイントです。
褒めてばかりでしたが文字通りの協調性といったところはついつい突っ走ってしまい周りが見えなくなってしまう一面も見られますので、そこは少なからず欠点であるというところでしょうか。


⑤-3 誠実性
この項目は物事に対する姿勢を示すものです。
高い場合は誠実で責任感のある性格、低い場合は諦めの早い責任感がない性格です。
身も蓋もない話になってしまいますが、この恋する小惑星という作品は学問が主題に置かれている物語の都合上地学部のメンバーはとても不真面目だったり不誠実だったりする子がいないと言えます。
最もこの面が強いのはナナちゃんでしょう。
他のキャラクターを見ても一見おちゃらけているすずちゃんはパン作りや自らの気持ち、女の子の観察、掴み所のない宇佐美さんも執筆に関しては非常に誠実に取り組んでいます。
さりげなくみらがちょっと普段のお勉強サボり気味だったり、それくらいです。
もちろんイノ先輩もその一人で、特に作中2年目で担った地学部部長を務めた際は強い責任感を持って部活を行っていました。
誠実性の高い真面目な子たちの中の一人、という感じですね。


⑤-4 神経症傾向
この項目は精神的な安定を示すものです。
高い場合は劣等感があり悩みやすく、繊細で神経質に考えがち、低い場合は心が安定した気楽な性格です。
上3つに比べて判断が難しいですが高め、がしっくり来るのではないでしょうか。
先ほどの部長のことや自分では解決出来ない悩みを桜先輩に相談したり、人間関係を円滑に進められる性格であると同時に人がどう思っているのか気にしているなど繊細な面はかなり見られます。
逆に元々無自覚にナンパをあしらうなど図太さも持っており、今度は自分が後輩からの相談を受けたりといったシーンもあります。
精神年齢が高いがゆえに弱みも強みもある、そんな表現がイノ先輩らしいのではないでしょうか。


⑤-5 解放性
この項目は想像力や好奇心の度合いを示します。
高い場合は知識欲が強く新しいことに取り組むのが好きな性格で、低い場合は好奇心に乏しい性格です。
結論出てますね、もちろん非常に高いです。
自分の好きな地理や地質、それに加えて部活で触れた他の人たちから教わった学問も積極的に触れるなど知識欲も好奇心も抜群に高いです。
そもそも紙の地図見て歩き回ってるような人です、どう考えても好奇心の塊でしょう。
この項目が最もわかりやすかったのではないでしょうか。


⑤-6 大まかな結論
この5つの要素を踏まえまとめて、イノ先輩の性格を表現すると

『物腰柔らかで心優しい、積極性と繊細さを併せ持つ女の子』

というのが近いでしょうか。
この記事を書くにあたって原作を読んだりアニメ見たりしていたのですが、この子本当にはっきりとしたマイナスな面を見せないんですよね。
いわゆる愛され系、マスコットみたいな扱いを受けているのも納得。
なのでそういう性格的にも見た目的にもビジュ担当的な立ち位置のイノ先輩が例えば鼻水垂らしているシーンなどはちょっと驚いてしまいますね。
そしてニコニコ笑うコマが多いのも印象的。
周りを困らせるにしてもせいぜい前述したついつい突っ走って止められるくらいなものです。

そんなイノ先輩が見せた最も大きな隙は5巻描き下ろしページで語られた桜先輩のジャージゲット事件でしょう。

もはや聖人に片足突っ込んでいるイノ先輩が憧れの先輩にもらったジャージをどうしたのか、これを僕だけが考察するのは野暮というものでしょう。
この問題、ぜひ皆さんも考えてみてくださいね。
僕の意見としてはナナちゃんの見立てでは洗ってなくて汚れてる、つまりまずは礼儀として一通り匂いを嗅


残念、最後まで真面目でいられませんでした。

──────

2022年12月15日撮影
神奈川県横須賀市浦賀にて
作品名を出してしまいますが『スローループ』の聖地巡礼の際にひより小春恋たちの後に撮りました
東京湾に落とさないよう強風の中細心の注意を払った危険な撮影でしたね、おばかです


⑥興味・関心


この項目では恋する小惑星のキャラクターを語るにおいてとても重要な『好き』について論じていきます。
最後の項目です、ここも真面目にいきます。

まず前提としてある結論から述べましょう。
イノ先輩の興味・関心が最も深い学問は『地理学』です。
地理学は大まかに分けて二つの分野に大別され、『自然地理学』と『人文地理学』があります。
ざっくり説明すると自然地理学は気候、地形、土壌、植生など自然に対してフィールドワーク等でアプローチを行い研究する学問です。

人文地理学は都市の成り立ちや歴史、人の営み、果ては戦争に関わる部分まで、人間によって起こる物事や諸問題をやはりフィールドワークを交えて研究する学問です。
内容から察せられる通りイノ先輩の興味はどちらかというと自然地理学寄りになるのではないでしょうか。

敢えて太字にしましたが気候ならナナ、地形や土壌なら桜井姉妹など他のキャラクターたちの関心が深い分野と被っていますね。
作中で何度も言及されていますが、地学部メンバーの好きな学問、地学・天文・地質・地理・気象といったものは学ぶ内容の境界線が結構曖昧で、他の学問に結びついたり知っていると役立つ分野も多いです。
例えば気象学で扱う都市気候であるヒートアイランド現象は地理学でも同じように都市の研究のため取り扱ったり。
そういったそれぞれの学問同士の垣根の低さや共通点が地学部メンバーがお互いの好きなものに触れるきっかけの一つになったのではないかというのが僕の考えです
何よりイノ先輩が1年生の時に地質研に入ったきっかけである地質図も地学と地理の間にあるようなもので、そこから地質方面に興味を持ったわけですし、この考えをより補強してくれるエピソードです。

さて、かったい文章を羅列したところで最後にもう少し柔らかいものを書いて終わりにしましょうか。
イノ先輩が他に好きなもの、それは探検です。
作中で語られた内容からわかるのはいわゆる街歩きから結構自然豊かなところまで行っているということです、そしてエネルギー切れになってしまうこともあると…危ない。
原作8話では飛び地を探しに、25話では暗渠を見学に、40話では三県境を再訪したりといくつか探検の様子を描いていたり探検をしたということが言及されているエピソードがあります。
ファンの間で散々言われていますがやってることはほとんどブラ◯モリで、女子高生の趣味としてはなかなか渋いですね。
ただ、みらたちに誘われて遊びに行ったりもしていますので出かけること自体が好きなのでしょう。
元々持っていた『好き』を最終的には仕事にまでしてそれを貫き通せる、そんな強さを持ったイノ先輩。
敢えて最後はこう言いましょう、カッコいいです。

──────

2024年8月17日撮影
横浜スタジアムにて
なんか西日で神々しい感じになっていた
下に敷いてあるタオルはぼっち・
ざ・ろっく!×ベイスターズのコラボグッズ
虹夏推しです、イノ先輩と同じく金髪で人当たり良くて髪結んでますね


⑦あとがき

趣味全開の怪文書気味な何かをここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
イノ先輩のことは恋アスを初めて読んだ時から今までずっと変わらず一番好きなキャラクターなのですが、こうして色んなことをまとめてみるとまた新たな彼女の魅力だったり考え方だったり、そういったものが見えてきました
特に僕は服飾に疎いのできちんと調べて書いてみるとこんなにたくさんあったのか!細かいところ見ると面白い!などそういったことがあって楽しかったです。

恋する小惑星という作品は完結してしまいましたが、イノ先輩、そして恋アスのキャラクターたち、その物語は僕の心に残り続けるでしょう。
学習漫画ではない娯楽漫画の題材としては非常に難しい学問というものを上手く料理して、プラスしてキャラ同士の関係性やドラマ性を持たせる構成は毎度巧いこと出来ているものだと感心していました。
そして漫画・アニメ以外の部分であるリアルのイベントやコラボなど、アニメ放送後にコロナ禍が重なる不運がありつつも多くのことを楽しませてもらいましたし、暗くなってしまった世の中で人と人とを繋いでくれました。
この研究からは話が大きく逸れましたが、このことだけは自分の気持ちを書いておきたいのでお許しください。
この作品に出会えて良かったです。
心の底からそう思います。


重ね重ね読んでくださり本当にありがとうございました。
確認したところ18000字くらいあったので一気読みしたのでしたら目を休めてくださいね。
お疲れ様でした。

いいなと思ったら応援しよう!