●1-9ソフトバンク(9月29日、由宇)
●1-9ソフトバンク(9月29日、由宇) 118試合51勝62敗5分け
ソフ 201 210 030・9
広島 000 000 001・1
スタメン
レフト中村貴浩
センター名原
セカンド佐藤啓介
DH松山
ファースト仲田侑仁
ショート前川
ファーストロベルト
キャッチャー持丸
サード内田湘大
ピッチャー斉藤優汰
長らく実戦から離れていた斉藤優汰が最終戦で先発して2回2安打2失点。初回、二死から安打され、続く四番笹本に7号2ランを許した。最高球速は151キロだったが、その程度の真っすぐを投げるだけなら、今の時代さほど珍しいことではない。要はスピード以外にどんな条件を揃えれば二軍レベルで相手を圧倒できるか!だ。
斉藤優汰の今季をまとめると、これがニ軍戦7試合目の登板だった。前回投げたのは5月18日のソフトバンク戦(由宇)で1回を投げただけ。それ以外では7月20日のフレッシュオールスターでやはり1回を投げただけ。ほかには福山市民球場で6月24日にあったローズファオターズ戦にも中継ぎ登板したが社会人相手でも内容はイマイチだった。
ウエスタン・リーグでの成績は7試合0勝3敗、防御率6・11、17回2/3を投げて被安打18(被本塁打2)、与四球11、奪三振10、12失点…2月のキャンプ、オープン戦でマスコミが大騒ぎしたのは何だった?
斉藤優汰のあとは1イニングずつ。
三回の辻は3安打1失点
四回の杉原は2ラン被弾
五回の益田はいきなり連打され1失点
六回の高橋昂也は3人でピシャリ
七回の岡田は1安打1死球で無失点
八回の矢崎は二塁打2、三塁打1で3失点
九回の大道は3人でピシャリ
打線はラストゲームで6安打止まり。
中村貴浩は4の0、2三振1併殺打のフィニッシュで打率・264と平凡な結果に終わり2022年、支配下登録当時の輝きはもうない。
名原は4の1、打率・256。
佐藤啓介は4の0で打率・288で終了、4月は打率4割台、5月終了時点で・378で6月に支配下登録されてからは不発に終わった。
四番DHの松山は二直と三邪飛。外野にも飛ばずに終了…途中からHDで田中広輔が出場して三ゴロに終わった。このふたり、新井カープ失速の勢いを止められず…この先どうなる?
クリーンアップに据えられる仲田侑仁は4打数で二ゴロ3つと三振、打率は・193でとうとう2割にも届かなかった。187センチ、100キロ超えのボディでどうやってそのパワーをバットに伝えるか?1年目の数字は54試合で本塁打ゼロ、26安打より多い37三振だった。
前川は4の2で九回二死から3号ソロを放ち、最終戦、2000人を超えるファンの前でチームを完封負けから救った。
ロベルトは4の1、かろうじて2割クリアの打率・203で終了。62試合で148打数30安打2本塁打、61三振…
先ごろ故障して離脱したままシーズン終了を迎えたラミレスは43試合で117打数19安打2本塁打、打率・162で46三振…
このふたり、三振率を見ただけでも今後も期待する、という発想にはたぶん無理がある。
持丸は1の1、打率・268で終了、二軍の中心捕手としての役目は果たした。
最終戦九番の内田湘大は3の0、打率・232でフィニッシュ。1年目と比べると…
2023年 87試合246打数40安打0本塁打22打点65三振、打率・163
2024年 106試合340打数79安打4本塁打31打点84三振、打率・232
…この数字ではまだ一軍サードのレベルとは相当の開きがある。が、かなりの右肩上がりにはなった。
なお、余談ではあるがシャイナーのそれは34試合105打数18安打4本塁打で21三振とやはり安打数より三振数が多い“お話にならない状態”で、打率はわずかに・171というポンコツぶりだった。
チームはソフトバンク相手に3連敗でシーズンを終えて勝率5割を大きく切った。
ウエスタン・リーグ最終成績
ソフ 119試合71勝41敗7分け、勝率・634
中日 124試合71勝46敗7分け、勝率・607 2・5差
オリ 119試合58勝53敗8分け、勝率・523 12・5差
阪神 130試合61勝57敗12分け、勝率・517 13・0差
広島 118試合51勝62敗5分け、勝率・451 20・5差
ハヤ 120試合28勝84敗8分け、勝率・250 43・0差
チーム防御率
ソフ 2・63
中日 2・79
オリ 3・08
広島 3・29
阪神 3・43
ハヤ 4・65
チーム打率と本塁打数と出塁率
ソフ ・267 74本塁打 ・347
阪神 ・265 42本塁打 ・346
中日 ・250 55本塁打 ・330
オリ ・248 34本塁打 ・327
広島 ・244 47本塁打 ・309
ハヤ ・227 20本塁打 ・291
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