4月6日(マツダスタジアム)18時開始予定の阪神2回戦のみどころ
4月6日(マツダスタジアム)18時開始予定の阪神2回戦のみどころ
予告先発は広島が遠藤、阪神が西純矢
さて、きょうも雨模様。きのうは正午からずっと降水確率90%。きょうは正午まで70%、午後6時まで80%、そのあと60%。球団が強行突破を試みるパターンだ。
選手のみなさんは、ふくらはぎや大腿部のストレッチを入念に行う必要がある。スパイク選びも入念に…。無理な状況でプレーボールがかかった場合、屋根なしスタンドのファンも大変だが選手も大変だ。
雨天中止で曾澤、上本、堂林のスタメンはまた次の機会に延期された。
阪神予告先発は西純矢。またスタメンの顔ぶれは元に戻される。
昨季6勝の西純矢は手強い存在になりつつある。
3月6日、京セラドーム大阪で行われた日本代表とのカーネクスト2023WBC強化試合に4番手で投げて4回63球、2安打無失点。最速153kmのストレートと高速フォークのコンビネーションで7奪三振。フォークで山川穂高を、151キロ高目で村上宗隆を仕留めたシーンは圧巻だった。
カープ大野寮のある廿日市市立の阿品台中学校出身。高卒4年目で初の開幕ローテに入りその初陣がマツダスタジアム。
余談になるが同じく廿日市市出身で6年目の中村奨成は大差をつけられた。
オープン戦最終登板だった3月22日の巨人戦は5回4失点。その後、30日の二軍戦(オリックス戦)では6回1失点だった。
受けて立つカープ打線、左打者は真っすぐを確実に仕留めないと落ちる球に苦戦するかもしれない。特に小園と野間。
野間は火曜日の1回戦でやっと1本出たが、あの打席はきっちり“のまのま”が取れていた。
新井監督から直接指導も受けた小園は「間」が取れていない。
極端な話、1回戦で会心の一発を放った坂倉の半分も「間」がない。間が取れなければ落ちる球は打てない。ただ当てるだけの打撃になっていては小園らしさは生まれない。
スライド登板の遠藤は集中力を切らさないことが大事。かといって過度の緊張は不要。昨季は阪神打線相手にやたら球数が増える傾向にあったが、相手の顔ぶれも自身の状態も大きく異なる。西純矢より2年長くプロの釜の飯を食べてきた。長くマウンドに立っているのは遠藤の方、だ。
※この記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています。
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