9月4日(横浜スタジアム)18時開始予定のDeNA-広島21回戦のみどころ
予告先発は広島がアドゥワ(6勝3敗)、DeNAがジャクソン(5勝7敗)
昨夜の京セラドーム大阪では3対3の延長十回、大勢が打たれて巨人が敗れた。先のマツダスタジアム2連戦ではさっぱりだったヤクルトは、鬼門脱出で生き返ったようだ。
首位陥落は免れたものの森下で完敗、は大勢で競り負け同様、手痛い黒星だろう。
間違いなく球は走っていた森下は初回、二死から佐野に粘られて二塁打を打たれてリズムを乱した。前回7月17日に対戦した際にも佐野には3の2(内野安打含む)とうまく合わされていた。一方のオースティンは3の0と抑えていた。お立ち台でオースティンが森下対策を練って打席に立ったことを打ち明けていたが向こうが一枚上手だった。
当たり前の話だがDeNAも必死。一度、劣勢に回ると昨夜のようなことになる。4回5失点KOはともに今季ワースト。ここにきて2試合続けて足踏みは個人記録も追いかける森下にとって何の足しにもならない。
今夜投げるアドゥワは、なので不利な状況からのスタートになる。4連勝で勢いづくDeNA、打線も連勝中28得点と好調だ。
不規則登板でローテをアシストするアドゥワ。8月は2試合に投げた。
前回が22日の巨人戦(東京ドーム)で5回2/3、10安打されても1失点でチームに勝利を呼び込んだ。その前が6日の東京ドームで9回3安打完封勝利。監督賞があるなら8月はアドゥワだろう。
DeNA戦要員でもあるアドゥワは今回が6度目の対戦になる。ここまで2勝2敗、対戦防御率は3・96。
最後に対戦したのが7月15日の横浜スタジアムで4回10安打6失点、負け投手。梶原、度会、佐野、宮崎らに“まんべんなく”打たれ、牧には2ランを許しており今夜最も注意すべき相手だ。こうした経験をどう生かすか?おそらく巨人との2試合でバッテリーを組んだ坂倉の出番となるはずで、リードが大事になってくる。
ジャクソンとの対戦は3度目。前回8月14日のマツダスタジアムでは6回4安打無四球で相手のタイムリーエラーによる1点止まりだった。ある程度の点の奪い合いも予想されるが、敵地だけに無用な打ち合いにはしたくない。