8月18日(神宮球場)18時開始予定のヤクルト-広島16回戦のみどころ

予告先発は広島が九里(5勝7敗)、ヤクルトが石川(1勝3敗)

昨夜は大瀬良がつかまった。大瀬良は前回、東京ドームの巨人戦でも七回に連打され途中降板した。

ヤクルトは村上が21本塁打、59打点で二冠、オスナも57打点で、打率トップのサンタナは46打点、しかも出塁率・401もトップ。ちなみにカープ打線での最多打点は小園の39。きょう投げる九里はマークすべき相手や回避したいパターンを意識しながらの投球になる。

先週日曜日の阪神戦は3回46球4安打2失点で降板指令が出た。立ち上がりから、およそ“らしくない”内容だったからそれも当然。開幕投手としての威厳、首脳陣からの信頼…そういうものがすっかり薄らいでしまった。

本来なら大瀬良とともに、チーム勝ち頭を争う立場だ。残り試合が少なくなる中、大事なのはここからCSに向け、いかに自身を研ぎ澄ませていくか…

ヤクルト戦は今季2試合に投げて1勝0敗、対戦防御率2・25と悪くない。

直近の登板は7月28日の神宮球場で5回0/3、5安打3失点。三回に赤羽に2ランを許すと五回には山田にバックスクリーンに打ち込まれた。こういう日の九里もまた長いイニングは投げさせてもらえない。

もう1試合は6月26日のマツダスタジアム。7回5安打で長岡に適時打されたが自責はゼロだった。

当然、柵越えされないことを強く意識した投球になるだろうが、だからと言ってムダな四球を与えればソロがツーラン、スリーランになるからさじ加減が難しい。

ヤクルト予告先発は球界最年長の石川。7試合で1勝3敗だが、防御率は2・91。6月27日、7月12日は続けてカープ戦に投げた。

6月27日のマツダスタジアムでは6回2失点。初回に石川自らのエラーもあって小園内野ゴロの間に1点。五回には菊池がソロ。

7月12日のマツダスタジアムでは5回4失点。初回には野間、上本、小園の3連打に相手のミスを絡めて2点、三回には小園が適時二塁打、五回には秋山が3号ソロを放った。

これらのデータを総合すればかなりの点の取り合いになる可能性がある。今季、まだ左腕との対戦がない末包がスタメンに名を連ねれば当然2試合連続弾を期待!ということになる。


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