九里亜蓮FA権行使でカープファン、ガックリ?それともヤッパリ?現場ではすでに常廣羽也斗、高太一らの先発テスト進行中…(11月12日)

九里亜蓮投手(33)が海外FA権を行使して広島に別れを告げる可能性のあることがわかった。きょう11月12日付の朝刊や同日のネットニュースなどが揃って伝えた。申請期限は13日だが12日中に発表される。


この結末は予想通り…。


九里亜蓮は 13勝でタイトルを手にした2021年オフに3年契約を結び、最終年の今季は初の開幕投手を務めた。しかし「投打の歯車」が噛み合わないチーム状況を打破できず、23試合に投げて7勝10敗、しかも23戦目(10月23日の神宮球場、ヤクルト戦)では救援登板した。


表には出さないが、その起用法について長らく自分の中にため込んだものがあるのは間違いないだろう。昨季はキャリアハイの174回1/3を投げ、それ以上を目指した今季は131回1/3止まりで規程投球回数にさえ届かなかった。


球団側とはすでに複数回、交渉を重ねてきたが、FA権を行使した場合、広島球団は残留交渉には“固執”しない。


5年連続で20試合に先発してきた鉄腕がチームが抜けることになれば、ぽっかり空くことになるその一枠を分担するのではなく、誰かがきっちり埋めることが大事になる。


そのための準備はとして、先のフェニックス・リーグや対外試合、それに現在行われている日南秋季キャンプでの紅白戦で、常廣羽也斗や高太一らの先発テストが続けられているのだから…

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