10月2日(神宮球場)18時開始予定のヤクルト-広島23戦のみどころ

予告先発は広島が床田(11勝8敗)、ヤクルトが高橋奎二(7勝9敗)

とうとう崖っぷちに追い込まれた、徳俵に足がかかることも、もうないだろう。残り3戦はいずれもヤクルト戦で現在、そのヤクルト相手に4連敗中。3戦全勝でもやっと69勝69敗で勝率・500ジャストにしかならない。

今夜、負けた時点でCSは消滅。あるいは今夜の東京ドームナイトゲームでDeNAが勝てば70勝目となり、その時点でやはりカープCS行は消える。…なんて、こんなことを書いている時点でもう可能性は限りなくゼロに近いレッド…

昨夜は絵に描いたような逆転負けだった。前回、8回完投したとはいえ森翔平には多くのことは期待できない。それが改めて証明された。

ベンチに山本のユニホームを持ち込んでCS切符を目指すDeNA打線が目の色を変えてきた四回はひとたまりもなかった。返す返すも常廣羽也斗はいらんことをやらかしてくれた…とそういう風に考えるのがむしろ普通だろう…この世界はそういうものだ。

野間も零点だ。牽制2度アウトで緒方孝市元監督からも「フェニックスリーグ」レベルと揶揄され、掌底打もんなのに、またスタメン起用されたが、三回、併殺崩れの1点が精一杯。あそこは一気呵成に3点くらい取らないと…要するにヒットが必要で、案の定、という落ちになった。

しかも四回以降、八回では菊池のヒットと矢野の四球出塁だけ。九回も森原から菊池が左前打して田村俊介の強烈な打球はあとわずかで同点2ラン…だったが、そうそう巧い話は転がってない。

巨人、阪神の後塵を拝しただけでなく、DeNAにも追い抜かれた。この事実は重い。

さらに言えば8月29日のバンテリンドームから始まったビジターでの連敗記録は「11」まで伸びて、球団の黎明期にあたる9シーズン目、1958年の球団ワースト12連敗も目前に迫ってきた。66年前にタイムスリップは勘弁して欲しい… 
 
だが高津監督は散々、後輩監督にやられてきたから容赦ない。また高橋奎二をぶつけてきた。
 
前回、わざわざ中10日開けて左腕を立てたのが9月25日(水)のマツダスタジアムだった。結果は6イニングで1点も奪えず。六回の一死満塁では坂倉遊飛、末包見逃し三振だった。この日、本拠地での5連戦の頭を落としたことで躓いたチームは最後の踏ん張りどころも1勝4敗として全てを失うハメになった。
 
欲26日(木)のヤクルト戦に投げた床田は5回111球8安打で今季ワーストの6失点(自責4)。チームは借金生活に転落した。
 
こうした流れからすれば、今夜も神宮球場のカープファンの声援に応えるような試合ができるかどうか?

ここまでくればあとは個人記録。ヤクルトも残り3試合で長岡はリーグ最多タイの169安打。同じく阪神近本の方はもう1試合しか残っていない。ならば3本差で追撃の秋山にどんどん打席を回して打ってもらおうじゃないですか!床田も秋山のためにも塁に出ることをお願いします…矢野もラスト3戦で忍びの術を使いまくり打率・257を・260台に上げよう!そうすれば来季はベストナインも射程に入る。

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