4月20日(甲子園)18時開始予定の阪神5回戦のみどころ
予告先発は広島がアンダーソン、阪神が西純矢
新井貴浩、一日天下。首位で甲子園に乗り込み、2日間で3位まで後退した。
だから言ったでしょうに…、みたいな秋山の声が聞こえてきそうだ。
お立ち台で警鐘を鳴らした216安打バットマンは甲子園に乗り込んでも4の1と4の2。ただ、守備の方では昨夜、ノイジーのキレて行く打球に飛び込んだが届かず、遠藤を助けることができなかった。
この打球は捕れという方が無理なものであったが、秋山の性格からしてさぞ無念だっただろう。
秋山のあとを打つライアンは2試合ともヒットが出たのが最終打席。昨夜は2度、秋山を二塁に置いて凡退した。
五番龍馬は2試合で1安打ずつ。一番菊池も1安打ずつ。打線がうまくつながらない。そんな中だからよけいにマットにスポットが当たってしまう。
だが、実はもうひとつ理由がある。阪神投手陣の出した四球は初戦が西勇輝の1個、昨夜はゼロ。隙を見せないとはこういうことを言う。
逆に最悪だったのが昨夜の黒原で四球の走者ふたりをホームに返した。抹消か?上げるなら大道または矢崎…
阪神、今夜の予告先発は西純矢で、先週木曜日の巨人戦は6回9安打1失点で今季初勝利。
6日、雨のマツダスタジアムでは初回に野間の二塁打と秋山の中前打で1点、四回には中前打の龍馬を置いてマットの2ランで加点した。
マットMAXを期待するならきょう、だ。
一方、アンダーソンの方は二軍登板で調整を続けてきたが、こればかりは投げてみないと分からない。阪神打線に勢いが出てきており、責任回数をゼロで抑えるのは難しいだろう。試合を壊さない投球が求められる。