8月4日(マツダスタジアム)18時開始予定の広島-中日16回戦のみどころ
予告先発は広島が九里(4勝6敗)、中日が根尾(0勝0敗)
中日スポーツ電子版が「快適なホームとの落差も一因か…中日のビジター11連敗は全て“屋外球場”…」のヘッドラインで、当チャンネルが何度も指摘するマツダスタジアムの特殊な環境について触れている。その中では酷暑の屋外球場と大野雄大の関係についての記述もある。
この案件はプロ野球を語る場合、非常に重要なポイントとなる。ここまで夏環境が酷くなったからには、空調の効いたドーム型スタジアムとそうでない場合とのゲームでは、まったく異なる競技をしていることにもなりかねない。
結果、昨夜は森下が投げて、打ってチームに勝利を引き寄せた。今季、14度戦って打線が2点以上奪ったケースはわずか3度しかなかったのに、噴き出す汗を拭いながら自らのバットで打点2を叩き出したのだから恐れ入る。森下はこれで中日戦2戦2勝。
今夜投げる九里はここまで中日戦に3度先発して0勝2敗。
4月11日のマツダスタジアムでは8回4安打1失点(田村俊介のファンブル)自責0で負け投手。投げ合った柳は7回5安打無失点。
4月28日のバンテリンドームナゴヤでは7回4安打無失点。しかし相手の高橋宏斗も7回3安打無失点だった。
5月11日のマツダスタジアムでは柳との再戦で6回3安打2失点で負け投手。柳は7回2安打無失点だった。要するに九里は1点も援護してもらっていない。
4連勝のあと7月に入り、雨に祟られ3試合で0勝2敗…足踏みが続いた九里が8月をどんな1カ月にできるか?
中日先発は、なぜか中日ベンチが好んで?ぶつけてくる根尾で、今季3戦目にして初先発。二軍戦成績は7月3試合に先発して19回を投げて2失点。この暑さを考えれば昨夜の大野雄大よりはかなり手強そうではあるが、こればっかりはやってみないと分からない。