7月27日(マツダスタジアム)18時開始予定のヤクルト15回戦のみどころ
予告先発は広島が床田(8勝2敗)、ヤクルトが石川(2勝5敗)
昨夜のマツダスタジアムと甲子園はホームチームが強かった!
マツダスタジアムは四回に勝ち越し五回にダメ押し。その時点で阪神は逆転されていたが七回、再逆転した。
負けた巨人は阪神に6連敗で借金2。阪神に3勝9敗1分け、カープに5勝10敗。5位ヤクルトとは2・5差でいずれひっくり返されるだろう…
巨人の本塁打数101は突出しており、阪神42、カープ56、DeNA58、ヤクルト74、中日40。
話は飛躍するが8・6、8・15が近づく中で、広島人として思いを巡らせるのは、あの46センチ砲を備えた戦艦大和が海の藻屑と化した物語…
「アルキメデスの大戦」(三田紀房著)では巨艦大砲主義に異を唱えた人たちのことも精密に描かれているが、航空機での決着がつく空母の時代に大和に固執した日本は愚かだったし、それを止めることができない国民性…と解釈することもできる。
そしてロシアのウクライナ侵攻や中国による台湾統一の動きが加速する今、また日本は再び…???
話を野球に戻すと巨人大砲主義は完全に裏目に出ている。それをあざ笑うかのように大砲抜きの打線でカウンター波状攻撃を続けているのが新井カープ。大砲は滅多に発射されず、だからこそたまに飛び出す一発には効果がある。
…なので末包は当分、一軍に帯同する。その中で四番を打つことはないが七番あたりでスタメン出場する回数を増やしていきたい。
「アルキメデス…」では数学力が戦争を大きく左右する。それは厳然たる事実で、現代の戦争はコンピューターによって戦わずともほぼ勝ち負けが予想できてしまう。
新井監督が学生時代、数学好きだったという話は聞いたことがないし、本人が数学自慢したのも見たことがない。
しかし、この計算し尽くされたような9連勝はマグレではない。アルキメデスのような参謀が存在する、ということなのか…
アルキメデスでなくとも分かるのはきょう予告先発の床田が確実に試合を作ってくれる、ということ。前回登板は海の日、7月17日でインターバル十分、新井監督らの配慮がうかがえる。
ヤクルト戦は今季2試合に投げて勝ち負けつかず、防御率1・54。7回2失点以内、ぐらいか…
高津監督の秘策、左の先発3連投はすでに2度、失敗に終わり残るはドック入り整備を終えた旧型ながら高性能の戦闘艦「いしかわ」だけ。
今季初対戦で“戦前の予想”は難しいが対右打者の被打率・370というデータが存在する。堂林、末包、右の大砲がまた炸裂するか…
※この記事はあくまでフィクションとしてお読みください…
※この記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています。