4月12日(バンテリンドームナゴヤ)18時開始予定の中日2回戦のみどころ
予告先発は広島が遠藤、中日が福谷。
昨夜の中日の拙攻ぶりを目の当りにしたスタンドのファンは目がテンになったのではないか?テンになるのは目だけで、なかなか点が入らない。
二回の無死一塁では高橋が初球を打って4・6・3併殺打。五回の一死一塁では柳を懸命にリードする木下が粘って7球目で6・4・3併殺打。
九回、無死満塁ではビシエドの初球打ちも6・4・3併殺打。
満塁弾が出れば同点だった。1点返しても二死三塁では栗林を助けたようなものだ。
この1点で中日の連続無得点は21イニングで止まった。前回得点は4月8日のDeNA戦(横浜スタジアム)で、五回の龍空ソロ。
適時打での得点は、4月6日のヤクルト戦(バンテリンドームナゴヤ)の三回にカリステが打ったのが最後。32イニング連続適時打なし、だ。
予告先発の遠藤は前回、大雨のマツダスタジアムでも集中力を切らさず、5回3分の0、3安打無失点。4死球+1死球は多分に雨の影響を受けた。
ドーム球場のマウンドで変に意識せず、自分の投球をすれば今季2勝目を手にすることになるはずだ。
中日の予告先発は福谷。9日、DeNA戦に先発したばかりで、この時は1回6失点。球数は38だった。
つながりが出始めたカープ打線の中では前夜4安打で打率・485、トップに立った秋山がどんなバッティングを見せるか?流しても引っ張ってもヒットになっている。始まったばかりではあるが、ヒットが出ないより出た方がいい。
出塁率も・514で得点圏打率も・571。打点7はヤクルト村上と一緒で、トップのDeNA宮崎とは2差。
これだけいきなり結果が出ると、逆に形を崩すこともある。経験豊富な秋山はあくまで慎重に打席に立ち続けるだろう。
龍馬も2戦連続のマルチでいずれも左と右に打ち分けた。打率も・300になったから気分も楽になったはず。一番に固定された菊池の打率・306もチームにとってはありがたい。ただ菊池は出塁率も・306で四球ゼロだ。
中日では大島が打率・375(4位)で出塁率も・412、得点圏は・750と孤軍奮闘中。
大島と岡林の一、二番を入れ替えたり、高橋、ビシエド、アキーノ、細川らのクリーンアップを頻繁に入れ替えたりと2480安打の立浪監督の試行錯誤が続く。