秋山大丈夫!9月16日(マツダスタジアム)14時開始予定の広島-DeNA24回戦のみどころ
予告先発は広島が森下(10勝7敗)、DeNAが東(12勝3敗)
チームの連敗が6で止まった。午後6時27分には4点が入って、その時点で勝負あり…だった。DeNA先発の吉野が酷すぎた。そこに2試合続けて並べた新オーダーがはまった。
二回にも加点したことで常廣羽也斗は三回、2巡目のDeNA打線を1点に抑えることができた。ただ菊池の超ジャンプがなければどうなっていたかは分からない。
常廣羽也斗に対する評価は次回の起用のされ方である程度分かるはずだ。初めてだったこともあり、60球を越えた四回頭からはフォームが緩み、キャッチボール投法になっていた。
理由はどうあれ、1勝10敗に終わった直近11試合で19点しか取れず、その間、坂倉のソロ一発だった打線が菊池の3ランも含めて10点取ったのはプラス材料。その成果はきょうの東で試される。
東は立ち上がりから気合い十分で来るだろう。10日の甲子園球場、2ゲーム差で追いかける3位だった阪神に敗れた。3連戦の頭を任されて六回には4連打されて一死も奪えず降板。森下翔太にもスライダーを柵越えされるなど、10安打5失点で昨年8月から続いていたクオリティスタート成功連続試合記録が32でストップした。8月以降無敗で6試合ぶりに負けもついた。
今回もまた3位チームとのゲーム差2で出番となった。
東vsカープ打線は今季、すでに7度あり、東の3勝2敗、対戦防御率は1・76。東は今季12勝3敗でそのうちのひとつが10日、残る2つはカープ戦ということになる。
よって、きのうの吉野のようなことにはならない。ただ、阪神打線は梅野や井上の適時打などでも攻略しており、チャンスはあるはずだ。では、ここ2試合メンバーを固定した“才木攻略”打線を新井監督がどうするか…右手首死球の山本と右膝死球の秋山の具合はどうか?もしふたりが難しいようなら両軍、打線をどう組むか?
前回対戦は9月3日の横浜スタジアムできょうと同じで森下との投げ合いにだったが結果は予想外。初回に佐野、オースティンに連打され失点した森下は二回、先頭の牧に柵越えされてわずか21球で2失点。四回にも先頭のオースティン二塁打のあと牧に死球、宮崎に四球…そのあと東、梶原に連続適時打され4回5失点降板となった。
9月3日のオーダー
センター秋山
レフト堂林
サード小園
ライト末包
ファースト坂倉
セカンド菊池
ショート矢野
キャッチャー曾澤
ピッチャー森下
対する東は七回までゼロを並べた。八回、二死から堂林二塁打、小園内野安打、末包適時打で1点を奪うのが精一杯だった。この試合を起点にDeNA戦3連敗を含む暗黒モード突入となった。それだけ大きな一戦だった。
ふたりは7月17日の横浜スタジアムでも投げ合った。森下は7回6安打無失点で勝ち投手。東は7回6安打3失点で負け投手。東の開幕からの連勝が8で止まった。六回までは互いにゼロ行進。七回、上本、小園の連打で無死一、二塁。二死からシャイナーが柵越えした。
この時、ベンチ裏からは「サマージャンボ」の声が上がっていたが、それは本当だった。あんな幸運はもう二度とこない。
開幕戦からの5試合で17の12と東をカモにしていた小園は8月13日のマツダスタジアムでは3タコと不発に終わり、この時は8回3安打無失点の東が勝ち投手。小園は3日の横浜スタジアムでも第4打席の内野安打のみ、4の1だったが昨夜のスイングは素晴らしくきょうは期待できそう。
森下は先週火曜日の東京ドームでも5回2/3、7安打4失点で負け投手になっており、早い援護が必要だ。森下自身はこのところ一発病を患っており、きのうのきょうで牧やオースティン、佐野らに柵越えされることは許されない。
あとは警告試合翌日で何が起きるか?向こうにはDeNA次期監督候補にもなっている琢朗さん、がいる…
加筆
午前10時からの全体練習で秋山はバント練習、フリー打撃などを通常通りこなした。スタメン一番継続濃厚。