10月1日(横浜スタジアム)18時開始予定のDeNA-広島最終戦のみどころ
予告先発は広島が森(1勝2敗)、DeNAがジャクソン(7勝7敗)
巨人との最終戦で胴上げを見せつけられ、中日との最終戦でリーグワーストタイの月間20敗を記録…酷い土日になった。
で月曜日を挟んで今夜はDeNAとの最終戦。しかも横浜スタジアムの熱気は今やマツダスタジアムを完全に凌駕している。最悪、惨敗も覚悟しなければいけないかもしれない…
すでに何度も綴ってきたが、このチャンネルはカープに対して贔屓の引き倒し、ではない。客観的に報じるべき内容を報じる。ただ、それだけだ。
DeNAと対戦するのは9月3・4・5日以来。そうチームはその前の時点で「優勝騒ぎ」の最中にあった。そんな“仮の話”がいかに無意味なものであるか、が今になってよく分かる。だからこのチャンネルでは「優勝」騒ぎはしていない(つもりだ)。
9月3日の初戦前の時点でカープは残り28試合をどう乗り切るか?という状況にあった。「優勝」一択発想だった。
DeNAは3位阪神に1・5差、首位までは7差もあった。₁
だが初戦の森下が牧にソロを許すなどして4回5失点で試合を壊した。相手が東だったから序盤で勝負あり。
2戦目はアドゥワとジャクソン。アドゥワが初回、宮崎に3ランを浴びてこれも勝負あり。打線は初回3安打無得点の拙攻に始まりジャクソンの前に6回で5安打1点に封じられた。
3戦目は床田が6回2失点、投げ合ったケイは6回2/3、1失点。試合は縺れて延長十二回、松本がサヨナラ押し出し。この日、2位に後退して以降、もう二度と首位へは返り咲くことはなかった。
DeNAはこの3連勝でカープまでのゲーム差を7から4に詰めた。その後は貯金3、4レベルで踏ん張っていた。そうしたら勝手にカープの方が急降下してきて立場が逆になった。9月20日、カープが巨人にマツダスタジアムで2対8完敗した日を境に3位に浮上したDeNAに追いつけないままきょうになった。
昨夜の甲子園球場。宮崎が村上頌樹から代打2ランを放ちこれが決勝打になった。とうとうゲーム差が2に開いた。
DeNAは残り6試合で貯金2。カープは残り4試合で借金2。
きょうもしカープが負ければDeNA+3、カープ-3。カープは残り3戦全勝でやっと勝率5割。DeNAは残り5試合1勝4敗と失速したらやはり勝率5割。
だが勝率で並んだ場合には勝利数で順位が決まる。上記ケースの場合DeNAは70勝、カープは69勝。ともに5割ならDeNAがCSに進む。
よって今夜はどうしても勝たなくてはいけない。その大一番のマウンドには森が上がる。前回9月23日のバンテリンドームナゴヤでは8回95球5安打1失点完投負け。期待したいところだが、はっきり言って監督も交代が決まりチーム目標のない中日と今夜のDeNAとではまったくの別モノだ。
何より常廣羽也斗の死球を受けリタイアした山本の一件がDeNA打線の炎に油を注ぎ続けている。
打率3割超えのオースティンにここ3試合安打が出てないのは朗報?だが、その分、佐野が打ちまくっている。またこういう日に限って牧や宮崎も打つ確率が高い。
打ち合いになれば、159安打でトップを行くヤクルト長岡に3本差に詰め寄っている秋山と矢野、坂倉、小園の左軍団で応戦するしかない(あえて野間はもう外します)。
新たな気持ちで10月を迎えて、9月5勝20敗に終わった新井カープの明日はどっちだ?
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