6月1日(みずほPayPayドーム福岡)14時開始予定のソフトバンク-広島2回戦のみどころ

予告先発は広島が玉村(0勝0敗)、ソフトバンクが大津(3勝2敗)

3・4月10勝11敗3分け。5月は昨夜が惜敗に終わったものの14勝8敗1分けで月間勝率は・636。この勝率は昨季の阪神の優勝勝率・616を上回る。

ネットでは時にファンの方たちがいろいろぼやいたり、嘆いたり…新聞もアレコレ書くが、そんなのはとりあえずは参考意見程度に止めておいてもいい。ほとんど「国産の武器」だけで戦い、しかも推定年俸500万円、900万円という廉価な野砲も使いながらセ・リーグ首位キープ!そんなことできる人、ほかにいる?

きのうのこのチャンネルで「相手の予告先発がリーグ3位、防御率1・83のモイネロだから、同1・48の大瀬良は当然、1点もやれない投球を求められる」と書いたが。大瀬良さんには頭が下がります…そのお願い通りのピッチング。坂倉の初回のミスがなければスミ1勝利の可能性もあった。

これもきのう記したことだが「ここまで46試合で148得点のカープと47試合で204点のソフトバンクでは打線の“火力”がまったく違う」のだから…

さらに、これもきのう指摘したことだが「守りにミスが出た」ら勝てる可能性は急激に低下する。だから新井監督は二遊間を菊池、矢野の“忍者部隊執行”で固め、もう19試合もセンターに秋山を固定している。

ただセンターラインではキャッチャーが諸事情により日替わりになっている。だからバッテリーとして、扇の要としてキャッチャーのパフォーマンスが大事になる。

そういう中でファーストも守る坂倉は大変な目に遭っており!?今日付け中国新聞「球炎」でも敏腕の五反田記者が「坂倉の負担多過ぎないか」と問うている。

その内容の是非は置いといても、もし坂倉がこの記事を読めば少しは心も晴れるだろう。記者は3つの対象に向けて記事を書く。読者、取材対象の選手、そしてライバル紙の番記者、だ。五反田記者は優しいのだろう。

だが優しさとともにタフでなければ生きていけない「野生の証明」(若い人は知りません…ネットで調べましょう)のような交流戦…

「優しい」新井監督は前回、今季初先発で我を見失い防御率15・00の玉村をもう一度、マウンドに上げる。二軍での安定した投球にはそれだけの価値があった。

一方、ソフトバンクは防御率1・63でここまで全6試合でクオリティスタートに成功している大津をぶつけてくる。

玉村にはきのうの大瀬良と同じ「1点もやれない」タスクが課される。交流戦は優しくなければ上位集団で完走できない、タフでなければ参加する資格がない…

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