4月7日(マツダスタジアム)18時開始予定の巨人1回戦のみどころ

予告先発は広島が大瀬良、巨人がビーディ。
 
昨夜は降雨コールドゲーム宣告のあともマツダスタジアムは土砂降りに見舞われた。まともに線状降水帯らしきものがかった。よく試合ができたもんだ。本来なら明らかに雨天中止だろう。

しかし中止にすると余分な労力が必要になり、球団利益が減る。集客2万935人でも試合はやった方がいい。

両軍ベンチはケガが一番気になるところ。そんなシーンとは無縁だったのは何よりだった。

そして昨季までは散々「えーんどうして勝てないの?」とネタにされた?遠藤の集中力も証明できた。

佐々岡前監督、という偉大な元エースの下で5勝、0勝、4勝と足踏みした遠藤は今季、二桁を周囲からも期待されている。その初戦で1勝。大きな勝利だ。

遠藤は大瀬良への感謝も忘れてはいない。プロで投げ続ける、とはどういうことか?親身になって話を聞いてくれる選手会長、会見で頭を下げてくれる?指揮官、これほど恵まれた環境はない。やるなら今、だ。

しかもバッテリーを組んだのは坂倉ではなくベテラン曾澤。投手コーチとこの3人に導かれて成功体験は今後に生きる、たぶん、きっと…

7日付デイリースポーツ2面には、かつてカープ担当でも活躍した「元トラ番キャップ吉田風の取材ノート2023」。毎回、読み応えのある人気コーナーには、坂倉の状態が上がらず曾澤に出番が回ってきた、と記されていた。

これは間違いだろう。最初から首脳陣は曾澤と坂倉の開幕以降のスタメンマスク割合を決めており、6連戦なら曾澤にも出番が回ってくる。その際、坂倉は代打要員として備えることになる。

ちなみにこのコラムには、かつて新井監督も足しげく通ったトレーニングクラブ「アスリート」の平岡洋二氏が頻繁に登場していた。

ところが2021年10月、広島市東区牛田新町にあったアスリート施設が突然、もぬけの殻になったタイミングで平岡洋二氏に関する話が掲載されなくなった。

クラブアスリートの現地からの撤退を報じたのは「ひろスポ!」と、このサイトのみ、だった。

昨夜、打つ方ではマットの中越え2ランも収穫だった。その前にレフトフェン直二塁打。打ったのはともに西純矢のスライダーだったがセンター方向の打球の方が伸びた。

坂倉のマツダスタジアム今季1号弾に続くマツダスタジアム第2号。坂倉もそうだがマットもよく間が取れていた。「間ット」ならあれぐらいの打球が打てる。具体的には高く上げた左足が着地してから捉えるまでの時間が長い。

巨人の予告先発は開幕投手のビーディ。バンテリンドームナゴヤでは6回10安打5三振の2失点。推定年俸1億6000万円右腕に対して、きょうはどんな打線を組むか?

対するは同じく1億8000万円右腕の大瀬良。遠藤の粘投に刺激を受けてマツダスタジアム501勝目を目指す。

ところで巨人の坂本が大変なことになっている。WBCで金メダルに貢献した源田壮亮の姿をどんな思いで見つめていたのか…

昨夜のDeNA戦(横浜スタジアム)には2試合ぶりにスタメン出場したが3タコだった。開幕からは19打席連続無安打。死四球もない。

バンテリンドームナゴヤでの3連戦では三振5つと併殺打ひとつ。昨夜も1併殺打。もし出てきたら投手陣は絶対に抑えなければいけない。あれだけ女性問題でファンを落胆させたのだから今の姿は当然の報いか…

※この記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています。

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