9月26日(マツダスタジアム)18時開始予定の中日24回戦のみどころ
予告先発は広島が床田(10勝6敗)、中日が涌井(5勝12敗)
9月18日のバンテリンドームナゴヤで根尾を先発させ、延長十一回、カリステのサヨナラ打で勝った中日は逞しさを増したようだ。
20日の神宮球場では5対6、九回サヨナラ負けだったが翌21日は六回に6点を入れて9対8でヤクルトに競り勝った。
23日の横浜スタジアムでは二回に奪った4点を守って、クライマックス・シリーズを目指すDeNAにも1点差で競り勝った。
さらに24日のバンテリンドームナゴヤでは延長12回を戦い阪神相手にスコアレスドロー。そして昨夜は2対1で阪神を押し切った。その勢いでマツダスタジアムに乗り込んでくる。
予告先発の涌井は前回12日のDeNA戦で6回2安打無失点と好投。5勝目をあげた。ただしすでに12敗で不本意な移籍イヤーとなっており、13日に出場選手登録を抹消され別調整を経て今夜のマウンドに上がる。
カープとの対戦はここまで4度で1勝3敗、対戦防御率6・30。
4月26日のマツダスタジアムでは7回5安打3失点で勝ち投手。失点が菊池と秋山の適時打、龍馬のソロ。
5月10日のバンテリンドームナゴヤでは5回9安打3失点、負け投手。失点はライアンの適時打と龍馬の犠飛。
5月24日のマツダスタジアムでは3回7安打6失点と炎上。初回、龍馬と坂倉が3ランを放った。
7月9日のバンテリンドームナゴヤでは5回6安打3失点で負け投手。ここでも龍馬の3ランが効いた。
急ピッチで仕上げてきょう一軍再合流となる龍馬、いきなりまた四番?
涌井と投げ合う床田もこの日、再登録となった。8月17日の阪神戦で10勝目をあげたあと自身3連敗、さらに前回登板は勝ち負けつかずとなっている。
前々回、8日の阪神戦(甲子園球場)では初回には森下翔太、二回には佐藤輝明にソロを許した。
前回15日の阪神戦(マツダスタジアム)も初回に4安打されて2失点。勝てていない分、初回から相当神経を使うことになる。
今季の中日戦は5月9日の長良川球場だけで7回7安打無失点だった。
クライマックス・シリーズは二桁勝利左腕の力なくしては乗り切れない。レギュラーシーズンラスト登板では内容も結果も求められる。