5月27日(マツダスタジアム)14時開始予定のヤクルト8回戦のみどころ

予告先発は広島が森下(0勝1敗)、ヤクルトがピーターズ(1勝0敗)。

やはりヤクルトは…弱かった…

高津監督1年目の2020年、8月半ばに借金生活に入った時にはその後、二度と浮上せず。借金28でシーズンを終えた。

2021年、22年は借金生活とはほぼ無縁だった。それが今季に関しては1分けを挟む8連敗で借金が9に増えた。

昨夜はデータ通りの展開だった。

ヤクルトはDeNA、阪神相手に7敗1分けでマツダスタジアムに乗り込んだ。この8試合で47失点。1試合平均で5・9失点だったから昨夜の6失点は“まんま”だ。
 
…ということは投手陣が4、5点以内で踏ん張れば勝機はぐーんと増す。

 
ただ昨夜は危うくその“6点貯金”を黒原で使い果たすところだった。
 
投げてみないと分からない、と評した黒原だが序盤3回で6奪三振。確かに力のある球を持っているのに、四回は豹変したかっこうだ。
 
同じ大卒の森下や、社会人即戦力“過ぎる”栗林と比べられては「大変だろう」という声もある。
 
だが、それ以前に黒原は本当にドラ1の素材だったのか?
 
きょうの森下との比較してみれば、いろいろな違いが見えるのではないか?
 

森下は先週土曜日の甲子園でサヨナラ負け…。しかし5月4日のDeNA戦(マツダスタジアム)での今季初登板からの3試合できっちり試合を作っている。
 
なので「投げてみないと分からない」の対極にあり、最低でも6回3失点、アクシデントなしでうまくいけば八回1失点とか九回完封も期待できる。
 
ただし高津監督の森下への警戒心には相当のものがある。森下-曾澤のバッテリーはそのヤクルト対策を上回る必要がある。
 
打線はピーターズとは4月1日、開幕第2戦以来の対戦になるのでこの時のことは参考記録にしかならない。
 
この時は6イニングでライアンと菊池、2安打に封じられた。先週土曜日のDeNA戦のピーターズは5回4安打2失点(自責1)、5試合に先発して防御率1・65。ゆえに森下はいっそう気合いが入ることになる。

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