稽古という苦行は「うずうず」で解消させる
稽古はしんどい。やらなあかんと思うと、しんどくなってきます。落語で言うと台本を覚えるまでがしんどい。作業そのものはそうでもないけども、やらなあかんと思いだすと、しんどくなってきます。
ぼくの場合は、台本を覚えるまでがハードルとなるパターンが多い。そこまでが苦行にちかい。けれども、覚えたあと演じる段となり、想いが入ってくると、俄然稽古のエンジンがかかるのです。
そこからはいいのだけども、課題はとにかく台本覚えるまで。解消方法はないかと、過去を振り返ってみると、演じるネタを観に寄席に行っていたことを思い出した。寄席で観ると、自分も演りたくなって、うずうずしだしてくるのです。
今回の「寝床」は、稽古している期間に観に行く機会がなかった。そうか、稽古のエンジンのかかりが遅かったのは、それか!
っと、いまさらながらの言い訳をしてみた。次に演じるネタは早めに寄席へ行くことにするのだ。
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