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落語は頭を使うのか

昨日、オンラインではじめてお話しした方から、「落語って頭を使うから大変なのではないですか」という質問をいただいた。

落語って頭つかうんやったっけ?と僕は頭をかしげた。少なくとも落語を演じていて、頭使って疲れたな~っという感覚はない。ということは、頭使ってないのか。どうなんだろう。

確かに台本を覚えるのは頭を使っているような気がした。いや、覚えるというより、血肉にする感覚のほうが近いか。血肉になってなければ、本番で台詞が出てこない。血肉度によってお客さんに伝わる度合いが変わってくるといえそうだ。

そう思うと、持ちネタでパッと台詞が出てくる演目は2,3個か。それらは血肉度が高めの演目といえる。頭を使わずに言える噺である。結論として、頭を使うより、稽古をすることがマストである気がした。

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いっきょう_木本 努@落語×人生キャリア開発
もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。