トップバッターのお役目
先日は、リアライズ文華落語塾発表会をおこないました。
予想より、多くの方にご来場いただきました。
ぼくは第一部のトップバッターでした。
思っていたより多くのお客さんがはいってくださっていたので、少し緊張していました。
トップバッターの役目は、会の勢いをつけることなので、そのことを意識して落語に入りました。
「天狗さし」という噺でした。
トチったところはけっこうあったのですが、世界観が伝われば、会の勢いがつくのかなと思っていました。
高座で噺していて、ウケている実感はありました。
ぼくがおもしろいと思っているところを笑っていただけたので、噺が進むにつれて緊張が落ち着いていったかんじがします。
オチの部分もしっかりウケていたので、「あ、ちゃんと伝わったんだな~」と安堵の思いでした。
お客さんの空気感がとてもよく、最終まで気持ちよく噺ができました。
後のメンバーも一様にウケていたので、会の勢いをつけるというトップバッターとしてのお役目も果たせたのかなと、ホッとしました。
終演後、おもしろかった、その先がみたかった、などと感想をいただけたり、始めて落語をみてたのしかったといってくださった。
「やってよかったな」と思える瞬間でありました。
「天狗さし」はまたどこかで演ってみたい。
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