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伝わる工夫の検証②

伝わる工夫の検証シリーズです。昨日は間を詰めるということを書きました。

伝わる工夫その2 間を空ける

今日は間を空けるです。間を詰めると矛盾するかもしれません。
しかし、この間を空けるというのは伝わる工夫としては、とてもとてもパワフルなんです。

やり方は簡単。言いたいことの前に間を空けてから言う。ということであります。

やり方は簡単です。しかし、間を空けるだけでは伝わるには不十分。先に書いた間を詰めている布石があって、はじめて活きるのです。

言いたいことにたどり着く前に、間だらけの会話だと、ダレてしまう。いくらいいたいことの前に絶妙な間を用いたとしても、全く機能しません。

なので、まずは間を詰めることが重要だと、落語を演じることを通して分かってきました。

言いたいことが伝わるには、

①間を詰めて話し、
②核心の前に一拍間を空けから伝える

と、落語を通して自分なりに理解し実践していることになります。
少なくとも落語において、お客さんに笑ってもらうために意識しています。

また、間を詰める、空けるの視点で寄席を観に行くと、落語の楽しみ方が変わってきます。楽しみ方についてはまた別の機会に書いてみたいと思います。


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いっきょう_木本 努@落語×人生キャリア開発
もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。