なぞる稽古がおもしろくなる
以前、なぞる稽古のことを書いた。なぞる稽古をするのは地味できつい側面があるように思う。
ただ、ひたすらなぞっていると、気になる箇所がでてくる。僕の場合、気になるとそれが興味に変わり、興味になると、探求してみたくなる性質がある。
探求しだすと、面白い点が見えるようになり、面白い点を深掘りする。そうなると、なぞるのにハマっていく。落語でいうと、あるセリフの言い方やその時の空気感のいい場面を繰りかえし稽古する。結果その場面は良い感じで演じれるようになる。
次に、その場面を活かすために前後の場面に着目していき、また繰りかえし稽古する。
面白い場面を活かすサイクルに入ると最終的に全体に行き渡る感じなる。それもスタートはなぞることから始まっている。
書きながら上達するコツみたいなものを感じた。
なぞる→ポイント見つかる→ポイントなぞるを繰りかえす→範囲広げる
つらつら書いていると、なぞる稽古にますますハマってしまいそうだ。
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