稽古ラストスパート
落語発表会まであと3日。ラストスパートです。
今朝も通勤中の車の中、声を張り上げた。台本の暗記は大丈夫そうだ。
この段になると稽古するたびに、面白い表現を思いつく。思いつくと差し込みたくなる。差し込むとなると、覚える内容がちょっと変わる。変わると、これまで覚えている感覚も変わるため失敗しだす。本番の失敗が怖いので元に戻す。こんなことを繰り返しながら稽古している。
本番で台詞が飛ばないようにを第一にすると、せっかくの思いついた工夫を活かすことができない。でも台詞が飛ぶのがな~っと思ってしまう。
結局のところ、噺が躰に染み付いていないということなんだろう。プロの噺家さんはその場の雰囲気とともに臨機応変に噺をしているようだ。演じる側をやってみてはじめて、噺家さんの凄みを感じさせられる。
とにかくあと3日。どんな噺になるか稽古次第だ。がんばろ。
いいなと思ったら応援しよう!
もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。