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「フラがある」とは落語業界の用語で、持って生まれた可笑しみや愛嬌がある、ということだそうです。

これは噺や登場人物であったりするようですが、演者にも持って生まれた可笑しみがあると言われています。

持って生まれた可笑しみや愛嬌があるっていうのは、うらやましい気がします。存在そのものが面白いのですから、笑いのアドバンテージが利いていると思います。

ちょっとした仕草や素振りが、笑いにつながるイメージで華を感じさせます。自分にはない感覚なので、どういったところに可笑しみを感じてしまうのか、その演者の独特な佇まいに興味が湧いてきます。

結局は自分のツボとなるところがあるはずで、そのツボをフラを通して探っているのかもしれません。

そのツボを見つけたら、自分以外の人にも適応できるのかどうかを試してみたくなります。

そう思うと、人それぞれが持ち合わせているフラの共通を見つけ適応できるのかを僕自身が楽しんでいるような気がします。

今日もみなさんが持ち合わせている可笑しみや愛嬌というフラを見つける旅に出かけたいと思います。

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いっきょう_木本 努@落語×人生キャリア開発
もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。