語りの力とイマジネーションの力と場の力
落語のジャンルで怪談噺がある。上方落語ではあまり見かけない印象である。少なくとも寄席でお目にかかったことはない。
怪談噺ほど演者の語りの力がいるものはないと想像している。演者の語りの力と聴者のイマジネーションの力とが掛け合わせるとその場が異様な空間となるのではないか。物音が鳴ったり、落ちてきたり、パンッと音が鳴ったりと、もしかするとそんな経験をした人がいるかもしれない。
語りとイマジネーションが場の無限大を生み出すのだろうか。どんな空間となり、どんな出来事が起こってくるのか、一度体感してみたい。
もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。